秋田市で生ゴミが減ったきっかけ

f0322969_9584062.jpg先日、秋田市の方から面白い話を聞きました。

 秋田市では、3月11日の大震災後ガソリンの供給が足りなくなり、ゴミ収集車の出動回数を減らした時期がありました。その時期、いつもは週二回の収集を週一回に減らしたそうです。ゴミの量はどう変わったでしょうか。

 単純に考えると、収集回数が半分に減る→今まで二度に分けて出していたものを一度に出すだけ→一回の量が倍になる→トータルの量は変らない。こういう図式が成り立ちます。または、収集回数が減ったときだけは出す量を減らしても、回数が元に戻れば出す量も元に戻る、というのが普通の考えです。

 しかし、現実は、ゴミの総量が減り、しかも回数が元に戻ってもゴミの量は少し減ったままだそうですよ! 素晴らしいですね!

 収集回数を減らすと、家の中にため込む期間が長くなります。その期間をできるだけ快適に過ごすために、各家庭で減らす工夫をしたのでしょう。また今回は未曽有の大震災の後ですから、ゴミ処理場の負荷を軽減させたい、自治体のゴミ処理費用を少しでも浮かせたいという、公徳心というか、優しい気持ちも働いたのではないかと思います。そのおかげで、収集回数が増えた今も、皆さんゴミ減量の工夫を続けていらっしゃるのだと思います。

 とは言っても、ゴミ減量の工夫が、ものすごく大変でものすごくつらいものだったら、やはり長続きはしません。秋田の皆さんがつづけていらっしゃるのは、各家庭で行った工夫が、やってみて意外に楽だったからではないでしょうか。

 どんな工夫をなさったか、秋田市にお住まいの方に聞いてみました。

★コツは「節約と乾燥」

 まず生ゴミを減らすためにやったことは、むいた野菜の皮などはカラカラに乾燥させてからゴミ袋に入れる、芽や根のギリギリまで食べる、たくさん作り過ぎない、作ったものは必ず食べきる、などだそうです。これって、ゴミ減量にも役立ちますが、節約にもつながるいい方法ですよね。

 生ゴミの一番の問題は水分が多いということです。水分が多いと焼却場でなかなか燃えないし、運搬するときも重いし、時間が経つと臭くなります。ゴミ袋に入れる前にちょっと絞るだけで、臭いも重さも減るし、燃やすときも効率が上がり、結果的にゴミ処理費用が少し浮くんですね。生ゴミを「ちょっと絞る」だけでこんなにいいことがあるんですよ!

 もちろん、コンポストを使って生ゴミを収集に出さないというやり方もあります。庭のあるお宅ではぜひコンポストを使ってみてはいかがでしょうか。やり方はこちら「コンポストは快適 簡単 かっこいい」に書きましたから、ぜひ参考になさってくださいね。

 ゴミはすべて税金で処理されていますから、ゴミを減らして税金を浮かせることはこれからますます重要なことになります。これからもずっとゴミを減らすため、いろんな工夫をしていきましょう!

2011年06月09日
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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-08-02 00:00 | ゴミ減量


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