ぬらし手ぬぐいで首に涼感

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 7月23日と24日、2日間にわたって東京・新橋周辺で開催された「新橋こいち祭り」に参加してきました。連日38℃という猛暑。暑さ対策をいろいろしていきましたが、日本手ぬぐいと打ち水がすごい威力を発揮しました! 日本の知恵ってすごいです!!

 私は「柚子味噌付き冷やしきゅうり」を売る係でしたが、テント内はすごい暑さで、外気温の表示が38℃だとしても、たぶん40℃以上にはなっていたと思います。

 きゅうりを洗った水をテントの内側の地面に時々流すと、それだけで気温がスッと下がります。打ち水をすると気温が下がるというのを、本当にありがたくしみじみ実感しました。それから、日本手ぬぐいをぬらして首に巻くと、これもまたスッと冷えて気持ちよくすごせました。どちらも気化熱の作用ですね!

 気化熱とは、液体が気体になるとき周りから奪う熱のこと。この気化熱を利用したグッズも最近いろいろ売られています。今年、通販で大人気のタオルは、「気化熱冷却作用で冷涼感を得るエコロジー商品」というもので、実際に友人が持っていたので使ってみましたが、本当にひんやりして気持ちのいいものでした。しかもそのひんやり感が長持ちするのです。

 説明書には、タオルの繊維内部に細い穴が開いていて、そこに空気を通すことで繊維が乾きやすくなり、そのときに起きる気化熱でタオルが冷たくなる、と書いてありました。そのタオルを首に巻いて風に当たると、水分が蒸発(気化)するのでしょう、スーーッと涼しくなります。これはすごい!!

 結局そのタオルは、冷やしきゅうりを入れる箱の上に置いて、少しでも売り物が熱くならないように使いました。箱の中にいれた氷の溶け具合も多少は緩和されたようです。

★最新科学に負けない涼しさ!

 人間の方はどうしたのかというと、手ぬぐいです。手ぬぐいは普通の布なので、通販のタオルのように特殊な繊維ではないし、清涼感は減るかなあと思いつつ首に巻いてみました。意外や意外、薄手の手ぬぐいは乾きも早いせいか、通販タオルとあまり変わらないくらいひんやりするではありませんか!!

 ただし、特殊繊維のタオルのほうがひんやり感が長持ちします。手ぬぐいは巻いているうちにすぐ乾いてくるので、水をかけてまたぬらせば大丈夫。何度も折って巻くのではなく、せいぜい2つ折りくらいにして首からたらすとひんやりします。

 最新科学の特殊繊維のタオルが100点だとすると、手ぬぐいは何度かぬらす手間がかかる分、95点というところでしょうか。でも、高得点であることに変わりはありません。

 ぬれたものが乾くときに熱が奪われるのであれば、普通の厚手のタオルでも同じかと思うところですが、これが厚手だとかえってぬるく感じます。厚手のタオルだと表面は乾いて熱を奪うけれど、肌についているところは体温が伝わってぬるくなるのでしょう。薄手の手ぬぐいは体温を蓄えることが少なく、表面からどんどん熱を発散して涼しく感じるのだと思います。

 手ぬぐい、やっぱりすごい!! 最新科学のタオルにも負けない涼しさ、そして乾きやすさ。日本の知恵ってすごいなあと思ったできごとでした。

2010年07月29日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-06-20 00:52


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