目からウロコの傘袋

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 先日、横浜市港南区でエコの講演をしてきました。そのとき、スタッフの方から素晴らしいプレゼントをいただきました。

 忘れ物や落とし物の傘で作った「傘入れ」なんです! 傘の布を使ったエコバッグというのはよく聞きますが、傘入れとは珍しいですよね。

 講演の日は雪混じりの雨の降る寒い日でした。会場の入り口には傘入れのポリ袋が用意してあり、皆さん、それに傘を入れていました。今はデパートやファミレス、市役所など人が多く集まる場所の入り口にはたいてい置いてありますよね。傘の水滴が床に落ちないし、とても便利です。でも、たいていは1回使ったら廃棄されることが多いのではないでしょうか。私は使用済み傘袋を何度か使いまわしたりしていましたが、すぐ穴が開くし、やっぱり1回しか使えないのかもしれません。

 何だかもったいないなあと思っていたところに、この「傘布で作った傘袋」の登場です。いや、一目見て、目からウロコが落ちました。素晴らしい逆転の発想ですね!

★“もったいない”が便利を生む

 傘の布は防水性、撥水性が高いのでぬれても大丈夫。ぬれた傘を入れても水がにじみ出てこないし、丈夫なので何度も使えます。

 作り方は意外に簡単。イラストを参照してください。傘の骨からはずした布を2枚使います。2枚を真ん中でつないで細長くし、二つ折りにし脇を縫い合わせるだけです。特筆すべきはこの形。上を広く、真ん中から下は細く作ってあります。これで傘を入れやすく、真ん中が細いので傘を持っても袋が抜け落ちません。

 横浜市港南区の15の地区から1人ずつ集まって作られた「さわやかスタッフ」というボランティア団体の方が、何度も試行錯誤しながら作った形です。本当に使いやすく、便利な傘袋が出来ました。

 ぬれた傘が邪魔になるのは、建物に入るときだけではありません。電車やバスに乗るときも周りの乗客に気を使いますよね。さわやかスタッフの方たちは、みんなでこの傘袋を広めようとしています。作り方は簡単ですし、傘の柄に結び付けておけばいつでも使えます。家に帰ってきたら吊るしておけばすぐ乾きます。何度も繰り返し使えます。何より材料が壊れた傘、捨てられた傘、忘れ物の傘なんです。

 もったいない精神に裏打ちされた傘袋、ぜひ全国に広めましょう!

2010年03月11日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-05-31 00:34 | もったいない・昔の知恵


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