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少しの工夫で快適バスタイム

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 寒い夜、ゆっくりお風呂に入るのは何よりのご馳走ですね! お風呂なのに食べ物みたいな表現をするのは、母の口癖です。「あ~、お風呂が何よりのご馳走じゃ」と、いつもいいながら入っていました。

 大家族だと、お風呂を沸かし、お湯を汲みだして体を洗い、浴槽に入って温まるという入浴法がベストです。家族全員がシャワーでお湯を流してしまうのはもったいないのです。

 ところが、一人暮らしで毎日お風呂を沸かすと、これはこれで無駄も出てきます。200リットルの水を沸かして入るより、シャワーだけで済ませるほうが、水の使用量は少なくてすみます。お風呂の残り湯を洗濯に使うとしても、一人暮らしだと毎日は洗濯しないかもしれません。残り湯を沸かしなおして翌日入る、という方もいらっしゃるでしょうが、魔法瓶タイプの浴槽ならまだしも、普通の浴槽だと、冷えた水の沸かしなおしはけっこうガスを使うらしいのです。

 ガス瞬間湯沸かし器のエネルギー効率はとても高いと、子どものころ盛んに宣伝していたのを覚えています。冷たい水を入れたヤカンを火にかけて沸騰させるより、湯沸かし器で熱くしたお湯をヤカンに入れて火にかけるほうが省エネになるのだそうです。

 というわけで、うちでは最近、シャワーも多用するようになりました。2人暮らしなので、お風呂を沸かすよりは無駄が減ったらしく、水道代もガス代も安くなりました。省エネって素晴らしい~~!! お金も浮いて、助かる~~~。

 と思ったのですが、シャワーってやっぱり冬は寒いですよね。お湯を沸かしてゆっくり浸かって温まりたい、シャワーだけじゃ物足りない、と思いますよね? ふふふ、この工夫好きなわれわれ夫婦は、シャワーでも充分温まることが出来るよう、さまざまな工夫をしてみました!

★湯気を閉じこめ冷気を遮断

 まず、うちの浴室には窓が付いているので、ここから冷気が入ってきます。これを遮断するために、以前も紹介したプラスチックダンボールを窓の前に立てかけました。ここはあえてレールなど使わず、単に立てかけただけ。そして突っ張り棒を使ってシャワーカーテンもかけました。

 これだけでも以前に比べれば暖かくなったのですが、洗い場でシャワーを浴びると、せっかくのお湯がどんどん流れていってしまうだけ。それはもったいない、ということで、シャワーを浴槽内で浴びることにしました。もちろん栓をして。そうすれば自分が浴びたお湯が浴槽にたまるので足元が冷たくないんです。これは要するに洋式のバスタブでシャワーを浴びるようなものですが、普通に洗い場の付いている浴室でこれをやるのは、けっこうみんな意外だったらしく、「そうか~、そういう手があったか~」と驚いていました。

 洋風のバスタブと同じように、シャワーカーテンをもう一枚、洗い場側にもつけました。窓側のカーテンと合わせて二つのカーテンの間でシャワーを浴びるので、湯気がこもり、とても暖かくなりましたよ! お気に入りのコロンや香水をちょっとスプレーすると、狭い空間ですから、少量でとてもよく香ります。もし、広いお風呂で寒い思いをしている人がいたら、ぜひ、シャワーカーテンで浴槽を仕切ってみてください。お風呂がもっと暖かくなって快適なバスタイムになるはずです。

2009年12月17日

by akaboshi-ryuu-ego | 2014-05-20 00:07


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