毛玉取りの達人、セーターを生き返らせる!!

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 日ごと寒さが募りますが、変わりはないですか? と、ちょっと古い演歌のまねをした出だしです。この演歌にはこのあとセーターを手編みしているシーンが出てきます。セーターの手編みって、女の子らしくて憧れます。全然できませんが……。

 しかし、私はセーターの手入れは得意なんですよ! シルク、モヘア、ウール、アクリル、どんな素材でも手洗いし、縮ませることもなく、毛玉だらけにすることもありません。

 毛玉は純毛のセーターだとまずできないのですが、アクリルなどの化繊が入ったものだと必ずできます。ウールなどの天然繊維だと擦り切れて落ちるはずの繊維が、化繊は繊維の強度が高いために擦り切れず残ってしまう、その部分が「毛玉」です。45年前、私が子供の頃作ってもらった純毛のセーターは、私の姪が着て、次には姪が子どもを産んだらその子に着せようと、まだ大事に取ってあります。毛玉は全然見当たらず、でも肘の部分がやや薄くなっていますが、ぱっと見た目はほとんど新品です。

 それから25年前に買った純毛のセーターも現役で、私は今も着ていますが、そのセーターを一緒に買いに行った友達が、「まだ着ているの!?」と驚いています。ごく普通のクルーネックのセーターなので流行に関係ないし、毛玉も全然無いので捨てる理由がありません。25年現役のセーター、なかなかいいでしょ?
 
★ブラシでなでなで、優しくケア

 純毛のセーターは毛玉がまずできないので、毛玉取りをした覚えがありませんが、アクリル混のものはずいぶん毛玉取りをしました。毛玉取りの機械も発売され、一時ブームになったこともあります。髭剃り機のような仕組みで、毛玉を回転する刃がカットしていく構造になっていました。が、あれは気をつけないと毛玉だけでなくセーター本体もカットしてしまい、穴を開けてしまったことがありました。私が少し強く押し付けすぎたせいだと思います。それ以来、毛玉取り機は使わなくなってしまったのですが、数年前にいいものを見つけました。

 写真の毛玉取りブラシです! これでセーターの上を優しくなでると、毛玉がブラシに掻き取られる仕組みです。あまり強くなでると、セーターの糸そのものまでダメージを与えてしまいますから、優しくふんわりとなでてみてください。1~2回、目立たない部分で練習すれば大丈夫。たとえ強く押し付けすぎても穴が開くことはありません。軽く、優しくブラッシングして、私はこれで毛玉だらけのセーターを何枚も生き返らせました。毛玉がたくさん付いていると、みすぼらしく見えて、なんとなく着る出番が減ってきます。そしてついには「捨てようかな……」という気持ちになってくるのですが、毛玉が取れたセーターはまた出番が廻ってきました。

 純毛のセーターしか着ません、という贅沢もいいものですが、安いセーターでも毛玉取りをしてまた着るのもいいものです。丁寧にケアしてあげたセーターには愛着もわいてきます。

 セーターだけでなく、靴下や化繊の入った布団カバーにも毛玉ができることがあるので、私はテレビを見ながら全部取りましたよ。こういう単純作業って、すごく面白いんですよね!

2009年11月19日

by akaboshi-ryuu-ego | 2014-05-16 00:55


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