ズボラでOK!魔法瓶でふっくら煮豆
豆料理は手が込んでいるというイメージがあります。何時間もコトコト煮たり、煮こぼしたり、ガス代がかかってしょうがない、という人もいるくらい。でも、うちではときどき作ります。とても簡単で、ものすごく省エネな方法で。
まず基本の大豆をふっくら煮る方法から。実はこれ、煮るわけではないんですが、ものすごくふっくらして美味しく出来ますから、ぜひ覚えてくださいね。用意するものは乾物の大豆、魔法瓶、熱湯。これだけです。
作り方は超簡単。魔法瓶に大豆を入れ、熱湯を口まで注ぎ、ふたをして数時間置くだけ。これだけでふっくらした大豆の煮豆が出来上がります。大豆くらいの大きさなら4~5時間で食べられるくらいになります。ふっくらしていますが、少し歯ごたえのある食感です。一晩くらい置くとふっくら柔らかな煮豆になります。
小豆のように小さな豆なら3~4時間で柔らかくなります。お多福豆や金時豆のように大きめの豆だと一晩置いたほうがいいでしょう。ヒヨコ豆は硬いのでどうかな、と思いましたが一晩でOKでした。
★煮汁で洗顔、お肌しっとり
この魔法瓶煮豆のいいところは、うっかり忘れても煮すぎることがないところです。4~5時間で歯ごたえのあるしっかりした煮豆、8時間ほど置くとちょうどいい柔らかさになりますが、出すのを忘れてもっと時間が経ったとしても、煮過ぎでぐずぐずになることもありません。もちろん、火にかけているわけではないので噴きこぼれも焦げもなく、私のようなズボラな人間でも、おいしく煮ることが出来ます。
これは単なる水煮状態で味がついていないのですが、ざるにあけてちょっと塩を振るだけでも美味しくいただけます。魔法瓶で作ると、煮こぼしたりしないせいか、味が濃く旨みが凝縮した煮豆になるんです。サラダに入れてドレッシングで和えて食べても美味しいですし、どんな味付けでもOKです。
甘い味付けにする場合でも、魔法瓶で柔らかくした豆を鍋にいれて、普通に砂糖を加えて煮てください。たいていのレシピで、柔らかく煮たら煮汁を捨てて、砂糖や隠し味の塩を加えてさらに煮る、となっていますので、そのレシピどおりにやればいいんです。最初の「柔らかくなるまで煮る」という工程が、魔法瓶に取って代わるだけです。
豆自体が、だいたい2倍から3倍くらいに膨らむので、魔法瓶いっぱいに入れないこと。容器の3分の1程度にして、熱湯は口まで。豆をたくさん入れると十分に膨らまず、硬くなってしまいます。
それから、この魔法瓶煮豆を作ったときのお湯をボウルにあけて取っておいて、洗顔に使うとお肌がしっとりします。昔から小豆や大豆のサポニンが毛穴の汚れをとると言われているそうで、小豆の粉が洗顔料として使われていたくらいです。一晩、魔法瓶の中で小豆を浸していたお湯は、小豆色になっていて、有効成分も染み出しているのではないかな、なんて考えて、それを洗顔に使ってみたのですが、しっとりつるつるしました。
魔法瓶で煮豆を作ると、手軽に食べることが出来るだけでなく、全部有効に使えるのがまた嬉しいですね!
2009年09月17日
まず基本の大豆をふっくら煮る方法から。実はこれ、煮るわけではないんですが、ものすごくふっくらして美味しく出来ますから、ぜひ覚えてくださいね。用意するものは乾物の大豆、魔法瓶、熱湯。これだけです。
作り方は超簡単。魔法瓶に大豆を入れ、熱湯を口まで注ぎ、ふたをして数時間置くだけ。これだけでふっくらした大豆の煮豆が出来上がります。大豆くらいの大きさなら4~5時間で食べられるくらいになります。ふっくらしていますが、少し歯ごたえのある食感です。一晩くらい置くとふっくら柔らかな煮豆になります。
小豆のように小さな豆なら3~4時間で柔らかくなります。お多福豆や金時豆のように大きめの豆だと一晩置いたほうがいいでしょう。ヒヨコ豆は硬いのでどうかな、と思いましたが一晩でOKでした。
★煮汁で洗顔、お肌しっとり
この魔法瓶煮豆のいいところは、うっかり忘れても煮すぎることがないところです。4~5時間で歯ごたえのあるしっかりした煮豆、8時間ほど置くとちょうどいい柔らかさになりますが、出すのを忘れてもっと時間が経ったとしても、煮過ぎでぐずぐずになることもありません。もちろん、火にかけているわけではないので噴きこぼれも焦げもなく、私のようなズボラな人間でも、おいしく煮ることが出来ます。
これは単なる水煮状態で味がついていないのですが、ざるにあけてちょっと塩を振るだけでも美味しくいただけます。魔法瓶で作ると、煮こぼしたりしないせいか、味が濃く旨みが凝縮した煮豆になるんです。サラダに入れてドレッシングで和えて食べても美味しいですし、どんな味付けでもOKです。
甘い味付けにする場合でも、魔法瓶で柔らかくした豆を鍋にいれて、普通に砂糖を加えて煮てください。たいていのレシピで、柔らかく煮たら煮汁を捨てて、砂糖や隠し味の塩を加えてさらに煮る、となっていますので、そのレシピどおりにやればいいんです。最初の「柔らかくなるまで煮る」という工程が、魔法瓶に取って代わるだけです。
豆自体が、だいたい2倍から3倍くらいに膨らむので、魔法瓶いっぱいに入れないこと。容器の3分の1程度にして、熱湯は口まで。豆をたくさん入れると十分に膨らまず、硬くなってしまいます。
それから、この魔法瓶煮豆を作ったときのお湯をボウルにあけて取っておいて、洗顔に使うとお肌がしっとりします。昔から小豆や大豆のサポニンが毛穴の汚れをとると言われているそうで、小豆の粉が洗顔料として使われていたくらいです。一晩、魔法瓶の中で小豆を浸していたお湯は、小豆色になっていて、有効成分も染み出しているのではないかな、なんて考えて、それを洗顔に使ってみたのですが、しっとりつるつるしました。
魔法瓶で煮豆を作ると、手軽に食べることが出来るだけでなく、全部有効に使えるのがまた嬉しいですね!
2009年09月17日
by akaboshi-ryuu-ego
| 2014-05-07 00:01
| 省エネ
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by akaboshi-ryuu-ego
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