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梅雨前の靴箱乾燥で いや~な靴のにおいとカビ防止

ゴールデンウイーク前のこの時期は、日差しも風も心地よい、一年で一番快適な時期だと思います。湿度が低く、サラッとしているのがいいですね。この時期を過ぎると、じめじめした梅雨がやってきます。梅雨の時期にカビに悩まされないよう、今から準備しておきましょう。
梅雨前の靴箱乾燥で いや~な靴のにおいとカビ防止_f0322969_14414312.jpg 家の中でカビ対策をしておくべき場所は、台所や押し入れ、浴室などたくさんありますが、意外な盲点が玄関の靴箱です。靴にカビが生えていたり、靴箱の扉を開けたら嫌なにおいがしたり、という最低人はいませんか。

私がそうでしたけど。

お客様にスリッパを出そうとして靴箱の扉を開けたとたん、足のにおいがツーーーンと漂ってきて、非常~~~に恥ずかしい思いをしたことがあります。何食わぬ顔をしてすぐさまリビングに案内しましたが、これってけっこうトラウマになっています。この事件以降、私は靴箱乾燥にはかなり気を配るようになりました。

 こんな恥ずかしい事件を起こさないためには、まずは靴を乾燥させること。靴箱にしまいっぱなしにせず、外に出して陰干ししましょう。すべての靴を外に出したら、靴箱の中に掃除機をかけてホコリを取ります。固く絞った雑巾で中板をふき、扇風機を1時間ほどかけて乾燥させ、そのあとにエタノールをスプレーした雑巾でもう一度ふき上げます。

 と書くと、面倒臭いと思う方も多いことでしょう。私も毎年これをやっているわけではありません。ここまで大掛かりにやるのは数年に一度。普段は、靴を全部出すのが面倒なので、入れたままでいいですから、扉を開けて扇風機をかけます。これは1~3時間ほど。これだけでも、こもったにおいが取れてスッキリします。もともと通気性のいいルーバー(羽板)タイプの扉だとしても、靴箱の隅っこのほうまで空気が回らないこともありますから、梅雨前に扇風機をかけるのはお勧めします。

 うちの靴箱はルーバー扉ではない板のドアなので、閉めるとどうしてもにおいがこもります。それで、扉を少し開けることにしました。ホームセンターなどで、裏に粘着テープの付いたクッションフェルト(防音、傷防止用)が売られているので、それを扉に張って、わざとキチンと閉まらないようにしたのです。友人の住むマンションは、扉に小さな通気孔のついた靴箱でしたが、それでも靴にカビが生えたと言っていたので、このクッションと扇風機のことを教えたら、早速やってみたとのこと。扉を開けたときのにおいが減って、大喜びしてくれました。

★同じ靴は続けて履かず、汗を乾かす

 それから、靴そのもののにおいを取るためには、同じ靴を何日も続けて履かないことが重要です。これは靴を長持ちさせることにもつながります。靴の中にたまった汗は、丸2日かけないと全部乾燥しないということを以前テレビで見ました。1日おきでは靴の中にたまった汗が乾かず、ジメジメしてすごいにおいになるのです。必ず2日以上空けること、帰宅したらすぐ靴箱に入れず、しばらく乾燥させてからしまうこと。お客様に足のにおいを浴びせてしまった私は、これだけは何があっても守るようにしています。

靴のにおいとカビ予防には通気が大事。梅雨前に、ぜひやってみてください。

2009年04月23日
by akaboshi-ryuu-ego | 2014-04-16 00:38 | もったいない・昔の知恵


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