手抜きでも効果抜群、茶がら掃除
春先は埃(ほこり)や花粉が舞い飛ぶ時期で、掃除が大変ですね。
みなさま、どんな方法で掃除をしていますか?雑巾がけは面倒なのでほとんどしないのですが、それでも埃を取りたいので、うちではよくお茶がら掃除をします。

お茶がら掃除とは、お茶がらを床に撒いて箒で掃くだけの掃除法ですが、埃が舞い飛ばないし、雑巾がけをしたのと同じくらいきれいになるので、手抜き掃除としてうちではよくやります。簡単だから「手抜き」と言っていますが、効果はすごいんですよ!
以前、うちへ取材に来たテレビ局の方も驚いていましたが、普通に箒で掃いたときとお茶がらを撒いて掃いたときでは、埃の取れ具合が全然違うんです。わざわざテレビ局の掃除機から採取した埃を大きな密閉容器に詰めて持って来てくださって、それをうちの床に広げて実験したのです。実験の結果がとてもよかったので私も鼻高々でした。
このお茶がら掃除は、埃が取れるだけでなく、家中にお茶のいい香りがほんのり漂うのもまた気持ちのいいものです。お茶のフラボノイドやカテキンなどで脱臭、抗菌効果も期待できます。ペットのいるお宅では、嫌な臭いも軽減してくれるし、猫の毛などもきれいに取れるのでお勧めです。
★埃が舞わず、鼻むずむずなし
お茶がらを床全体に撒かねばならないと勘違いしている方もいるのですが、床の一辺に撒くだけでOK。それを箒で掃きながら移動させて、部屋全体をきれいにしていくわけです。掃除機だと排気で埃がブワーッと舞い飛ぶこともあるのですが、お茶がら掃除だとそんなに舞わないので鼻がムズムズすることもないですよ。フローリングも畳も大丈夫。毛足の長いじゅうたんの上はお茶がらが入り込むので止めたほうがいいでしょう。
友人にお茶がら掃除を勧めたら、たいていの人が「すっきりする!」「埃が舞わないからラク!」と大喜びなのですが、ある若い友人は家族に「ぬれたものを撒くと湿気るのでいやだ。絶対ダメ!」と拒否されたのだそうです。でもその家は雑巾がけならOKだとか。
そこで、ギュッと絞ったお茶がらと雑巾の水分量を量ってみました。乾燥茶葉7gでお茶を淹れ、そのお茶がらをギュッと絞って量ると18gでした。水分量は11gです。乾いた雑巾31gは、濡らして絞ると78gになり、水分量は47gです。
友人は「お茶がらを撒いて掃除するのと、雑巾で拭くのとでは、使う水分はお茶がらのほうが少なくてすむ」ということをご家族の方に伝えたところ、「へえーーー」と納得してくれたそうです。
私が子どもの頃はお茶がらを撒いて掃除することは当たり前にやられていて、湿気ることなど考えたこともありませんでした。お茶がらを撒いたほうが埃がよく取れる、雑巾がけよりカラッとする、ということを体験として知っているので、いいイメージしか持っていませんでした。でも、そういうやり方がすたれて、それを初めてみる若い世代は、いいイメージも持っていないし、何しろはじめてみることですから不安が先に立つのでしょう。こういう数値を出さないと納得してもらえないのはちょっと寂しい気もしますが、それは私を含む上の世代が、昔のやり方をすたれさせてしまったことに問題があるのかもしれません。
2009年03月26日
みなさま、どんな方法で掃除をしていますか?雑巾がけは面倒なのでほとんどしないのですが、それでも埃を取りたいので、うちではよくお茶がら掃除をします。

お茶がら掃除とは、お茶がらを床に撒いて箒で掃くだけの掃除法ですが、埃が舞い飛ばないし、雑巾がけをしたのと同じくらいきれいになるので、手抜き掃除としてうちではよくやります。簡単だから「手抜き」と言っていますが、効果はすごいんですよ!
以前、うちへ取材に来たテレビ局の方も驚いていましたが、普通に箒で掃いたときとお茶がらを撒いて掃いたときでは、埃の取れ具合が全然違うんです。わざわざテレビ局の掃除機から採取した埃を大きな密閉容器に詰めて持って来てくださって、それをうちの床に広げて実験したのです。実験の結果がとてもよかったので私も鼻高々でした。
このお茶がら掃除は、埃が取れるだけでなく、家中にお茶のいい香りがほんのり漂うのもまた気持ちのいいものです。お茶のフラボノイドやカテキンなどで脱臭、抗菌効果も期待できます。ペットのいるお宅では、嫌な臭いも軽減してくれるし、猫の毛などもきれいに取れるのでお勧めです。
★埃が舞わず、鼻むずむずなし
お茶がらを床全体に撒かねばならないと勘違いしている方もいるのですが、床の一辺に撒くだけでOK。それを箒で掃きながら移動させて、部屋全体をきれいにしていくわけです。掃除機だと排気で埃がブワーッと舞い飛ぶこともあるのですが、お茶がら掃除だとそんなに舞わないので鼻がムズムズすることもないですよ。フローリングも畳も大丈夫。毛足の長いじゅうたんの上はお茶がらが入り込むので止めたほうがいいでしょう。
友人にお茶がら掃除を勧めたら、たいていの人が「すっきりする!」「埃が舞わないからラク!」と大喜びなのですが、ある若い友人は家族に「ぬれたものを撒くと湿気るのでいやだ。絶対ダメ!」と拒否されたのだそうです。でもその家は雑巾がけならOKだとか。
そこで、ギュッと絞ったお茶がらと雑巾の水分量を量ってみました。乾燥茶葉7gでお茶を淹れ、そのお茶がらをギュッと絞って量ると18gでした。水分量は11gです。乾いた雑巾31gは、濡らして絞ると78gになり、水分量は47gです。
友人は「お茶がらを撒いて掃除するのと、雑巾で拭くのとでは、使う水分はお茶がらのほうが少なくてすむ」ということをご家族の方に伝えたところ、「へえーーー」と納得してくれたそうです。
私が子どもの頃はお茶がらを撒いて掃除することは当たり前にやられていて、湿気ることなど考えたこともありませんでした。お茶がらを撒いたほうが埃がよく取れる、雑巾がけよりカラッとする、ということを体験として知っているので、いいイメージしか持っていませんでした。でも、そういうやり方がすたれて、それを初めてみる若い世代は、いいイメージも持っていないし、何しろはじめてみることですから不安が先に立つのでしょう。こういう数値を出さないと納得してもらえないのはちょっと寂しい気もしますが、それは私を含む上の世代が、昔のやり方をすたれさせてしまったことに問題があるのかもしれません。
2009年03月26日
by akaboshi-ryuu-ego
| 2014-04-12 00:21
| もったいない・昔の知恵

漫画家・エコロジストの赤星たみこが贈るラクチンエコ
by akaboshi-ryuu-ego
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