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目からウロコの傘袋

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 先日、横浜市港南区でエコの講演をしてきました。そのとき、スタッフの方から素晴らしいプレゼントをいただきました。

 忘れ物や落とし物の傘で作った「傘入れ」なんです! 傘の布を使ったエコバッグというのはよく聞きますが、傘入れとは珍しいですよね。

 講演の日は雪混じりの雨の降る寒い日でした。会場の入り口には傘入れのポリ袋が用意してあり、皆さん、それに傘を入れていました。今はデパートやファミレス、市役所など人が多く集まる場所の入り口にはたいてい置いてありますよね。傘の水滴が床に落ちないし、とても便利です。でも、たいていは1回使ったら廃棄されることが多いのではないでしょうか。私は使用済み傘袋を何度か使いまわしたりしていましたが、すぐ穴が開くし、やっぱり1回しか使えないのかもしれません。

 何だかもったいないなあと思っていたところに、この「傘布で作った傘袋」の登場です。いや、一目見て、目からウロコが落ちました。素晴らしい逆転の発想ですね!

★“もったいない”が便利を生む

 傘の布は防水性、撥水性が高いのでぬれても大丈夫。ぬれた傘を入れても水がにじみ出てこないし、丈夫なので何度も使えます。

 作り方は意外に簡単。イラストを参照してください。傘の骨からはずした布を2枚使います。2枚を真ん中でつないで細長くし、二つ折りにし脇を縫い合わせるだけです。特筆すべきはこの形。上を広く、真ん中から下は細く作ってあります。これで傘を入れやすく、真ん中が細いので傘を持っても袋が抜け落ちません。

 横浜市港南区の15の地区から1人ずつ集まって作られた「さわやかスタッフ」というボランティア団体の方が、何度も試行錯誤しながら作った形です。本当に使いやすく、便利な傘袋が出来ました。

 ぬれた傘が邪魔になるのは、建物に入るときだけではありません。電車やバスに乗るときも周りの乗客に気を使いますよね。さわやかスタッフの方たちは、みんなでこの傘袋を広めようとしています。作り方は簡単ですし、傘の柄に結び付けておけばいつでも使えます。家に帰ってきたら吊るしておけばすぐ乾きます。何度も繰り返し使えます。何より材料が壊れた傘、捨てられた傘、忘れ物の傘なんです。

 もったいない精神に裏打ちされた傘袋、ぜひ全国に広めましょう!

2010年03月11日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-05-31 00:34 | もったいない・昔の知恵

樟脳で衣類を守り、山を生かす

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 前回、セーター類の洗濯の方法を書きましたが、今回は虫に食われにくい保存方法です。

 洗濯後、干すところから虫食い対策は始まっています。できれば外に干さず、家の中に干しましょう。衣類に穴を開ける虫は、イガやコイガの幼虫と、カツオブシムシの幼虫です。成虫が卵を産みつけ、卵がかえって幼虫になり、衣類を食べてしまうのですから、蛾(ガ)に見つけられないよう、家の中に干すのがいいんですね。もともとウールやシルクなどのたんぱく質系の繊維は陰干しが基本ですから、理にかなってますよね!

 しっかり乾いたら、タンスや衣装ケースや衣類用密閉袋に仕舞います。そのとき防虫剤を入れるのですが、私のお薦めは天然樟脳(しょうのう)です。

 樟脳とは何か。ちょっと調べてみました。

 楠(クスノキ)はもともと「樟」と書いたのだそうです。また、「脳」には草木の芯という意味があります。つまり、樟脳とはクスノキの芯から取った天然成分のことなのです。

 この成分は、昔から防虫剤として使われてきました。匂いは好き好きですが、でも風に当てればすぐ飛んでしまうものです。タンスや衣装ケースから出したあと、半日ほど陰干しすれば大丈夫。

★山の資源を上手に使う

 私が持っている樟脳は、10グラムずつ小さな布の袋に入ったものです。これを、タンスの引き出しに1~2個入れて使います。樟脳から出る気体は比重が重いので上から下へ降りていきます。衣類の下に置くのではなく、上に置きますが、衣類に直接くっつかないよう紙を1枚置くといいでしょう。布の小袋に入っているとはいえ、特に着物の場合は高価なものが多いですし、着物に直接触れないようにしてください。また、合成皮革やビニールなどは変質する怖れがありますから、同じ箱に入れないでください。

 それから、これは防虫剤の基本中の基本ですが、同じ箱には必ず一種類しか入れないこと。他の防虫剤(ナフタリンなど)と併用すると、衣類を変色させる怖れがあります。

 今は一年中虫食いの危険があります。イガとコイガの幼虫は初夏から秋に活動し、カツオブシムシは夏から翌年の春にかけて活動するのだそうです。防虫剤は香りがなくなったら終わりですから、ときどき点検して、新しいものを入れてください。3か月~半年に一回程度が目安です。

 クスノキの樟脳は、生産地が福岡と宮崎だそうです。日本中に森林が広がっているのに、その生産地は年々減少しているそうです。天然樟脳のことをもっと広く知ってもらいたいと思います。

 防虫剤として使われることによってクスノキの需要が増せば、山に人が入り、手入れがなされ、山が生き返ります。山の荒廃が言われて久しいですが、山の資源を人間が上手に使うのは、国土を保全する上でも大切なことです。山の恵みをもっともっと多くの人が使うようになってもらいたい。みなさん、ぜひクスノキの樟脳を使ってみてください。大切な衣類を守ることが、日本の山を守ることにもつながるなんて、一石二鳥のいい話だと思いませんか?

2010年03月04日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-05-30 00:31 | もったいない・昔の知恵

石けん洗いで虫食い知らず

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 純毛の靴下をもらってから、ウールの保存の仕方をちょっと考えてみました。

 靴下を編んでくれた友人は、「ウールは本当に虫に食われやすいから気をつけて。夏の間は、洗った靴下をジッパーつきのポリ袋に入れるとかして、密閉するほうがいいよ」とアドバイス。でも、今まで私は純毛のセーターや靴下を虫に食われたことはあんまりないんです。違いは洗濯の方法にあるのかも、と思いました。セーターに限らず、ウールやシルクのスカーフなども石けんで洗っていますが、やり方を紹介しましょう。

 気をつけることは水の温度と、洗濯にかかる時間です。温度は30~40度くらいのぬるま湯。たんぱく質系の繊維はあまり温度が高すぎても繊維が固くなりますから、お風呂のお湯か、それよりやや低めで洗います。すすぎも同じ温度で。

 まず、たらいや洗面台にお湯をため、石けんをよく溶かします。洗濯用石けんで炭酸塩が配合されているものは使わず、「純石けん」とか「無添加石けん」を使ってください。pHが高いと動物性繊維は固くなってしまいます。液体石けんは炭酸塩が配合されていないものがほとんどですから、これもいいですね。

 洗濯石けんが手元にない場合は固形の「洗顔石けん」を溶かして使ってみてください。ぬるま湯の中でよく溶かして泡立てて使えばいいのです。または、「石けんシャンプー」。洗顔石けんも石けんシャンプーも顔や髪といった、たんぱく質を洗うものですからpHも落としてあって、中性に近くなっています。中性洗剤を使えばいいのでは?と思うかもしれませんが、中性洗剤は繊維に残留しやすいのですすぎに時間がかかります。石けんのほうがサッと泡がきれ、すすぎが手早く出来るのです。

★しっかりキレイに汚れを落とす

 泡立てた石けん液に衣類を入れて優しく押し洗い。汚れを石けん液に染み出させます。

 汚れた液を捨てて、衣類を1分ほど脱水します。これがすすぎをうんと楽にして、手早くすすぐコツです。モヘアなどの毛足の長いものは脱水するときにバスタオルで包みましょう。全自動洗濯機やドラム式の脱水は、槽も大きいので衣類が動いて擦れやすいので必ずバスタオルで包むといいでしょう。

 たらいにきれいなお湯をためて、また優しく押し洗いし、お湯を1~2度取り替えてすすげばOK。最後の脱水は2~3分程度。うちの洗濯機は二槽式で脱水槽が小さく、中で衣類が動きにくく、バスタオルで包むことはあまりないのですが、やはりモヘアのものは包みます。

 少し調べてみると、ウールや絹などの動物性の繊維だけが虫食いに遭うのではなく、汗や食べこぼしで汚れていると、ポリエステルでもナイロンでも食べられてしまうことがあるのだそうです。うう、これはやはりまず「洗う」ことが大事ですね。そういえば、セーターやスカーフなど、自分で洗えるものは虫食い被害はないのですが、ウールの着物はなかなか洗わないせいか、虫食い被害があるようです。1~2回着て、次に着るのは来年という場合でも着物は洗わないし…。ベンジンで拭いたり、固く絞ったタオルで汚れを落とし、乾燥させてから仕舞うということをすれば被害は最小限になると思います。

 大切な衣類ですから虫食いに遭わないよう、しっかりキレイにしてあげましょう。

 保存するときの防虫剤に関しては次回詳しくお伝えします。お楽しみに!

2010年02月25日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-05-29 00:29

ミカンの皮を干して、ゴミ激減!

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 普通、どの自治体も夏になると燃やせるゴミの量が増えると言われています。スイカの皮がその一因だそうです。水気の多い厚い皮は、重くて燃えにくくて厄介なゴミ。だけど、うちではその皮をカレーや煮物にするので、実は夏になっても生ゴミは増えません。

 しかし、秋から冬にかけてはミカンの皮が出るんです! これがけっこうな量で、うちのコンポストはミカンの皮で、すぐにいっぱいになるのが今までの常でした。もちろん、皮を入れたらスコップでざくざく突いておくので、小さく千切れて特に問題はないのですが、やっぱり量が多いのは気になります。

 そこで考えたのがミカンの皮を干すこと。干すといっても面倒なことはなくて、ざるに広げて外に出しておくだけ。水分が少し飛ぶだけで重さは軽くなります。コンポストに入れる生ゴミは出来るだけ水分を飛ばしておいたほうがいいので、乾燥したミカンの皮をそのまま捨ててもOK。うちでは布の袋に入れてお風呂に入れたりもします。せっかく乾燥させたのに、またぬらすので重くなりますが、捨てる前に一仕事してくれるので、嬉しいですね。

 が、しかし、干したミカンの皮はカラカラになっていれば陳皮(ちんぴ)と呼ばれるものになります。これが漢方薬としても使われるほどの薬効があるのです! 捨てるのはもったいない! まず薬効としては血圧降下作用や食欲増進、咳止めなどがあります。香辛料の一つとしてカレーに入れたり、一味唐辛子に混ぜれば二味唐辛子になります。

★気が向いたら“ちょこっとエコ”

 ミカンの皮を口に入れるものとして使う場合は、干す前に皮のワックスを落としてください。石けんで軽く洗ったあと、よくすすぐこと。それから皮をむいて中身を食べます。残った皮は、白い部分は包丁でこそげ落としてから干します。ざるに広げるよりも洗濯バサミで一枚ずつ干したほうが完全に乾くと思います。

 本物の陳皮は数か月、太陽と風にあてて干すそうですが、うちではとりあえず1週間ほど干してカラカラになったものを密閉容器に入れて冷凍しました。使うときは細く切ってお茶に入れたり、モツ鍋に入れたりしています。これ以上、食欲増進してどうする! という気もしないでもないのですが、夫の高血圧にいいかもしれないので、たまに使っています。

 こういうものは、毎回必ずやらねばならぬ!と思わず、気が向いたときにやる、というのが長続きのコツです。ミカンを買ったら必ず陳皮を作らねばならない、と思わないで、ちょっと思いついたらやってみて、「ああよかった、ゴミが減ったわ」と嬉しく思うだけでいいのです。

 陳皮作りやマーマレード作りを紹介すると、「でも、毎回出来ないし…」と言われたり、「偉いわねえ、そこまでやるなんて。うちはそんなに偉くないから……」と拒絶されることも多いのですが、いや、毎回なんて私もやっていません。または、1回やってみたけれど、次回からは面倒なのでやらない。やらない自分を「私ってダメだわ」と責める人もいるようです。そんなことないですよ! そのまま捨てる人も多いミカンの皮です。それは別に違反でもなんでもない、普通の行為です。ごくたまに、その皮を有効利用するのはいいことです。有効利用できないからといって自分を責めることはありません。気が向いたときだけ、ちょっとやってみてくださいね。面白いですから!

2010年02月18日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-05-28 00:27 | エコクッキング

ゴミ減量コツコツ続けて30年

f0322969_20253443.jpg 私がゴミ減量にはまったのは、朝のゴミ出しの時間に起きられないから、というシンプルな理由からでした。漫画家になってからは昼夜逆転の生活もあり、朝8時半までに起きるなんて、とても出来なかったのです。30年ほど前から始めたゴミ減量ですが、特に努力したり気を使ったりしたこともありません。ただ、家の中にゴミを入れないように過剰包装を断る、箱類はつぶす、という程度から始めたのです。

 さて、私も50代になり、なんと朝7時半に目が覚めるようになりました。年齢を重ねると早起きになるとよく聞いていましたが、私もそういう年になったのかも!  そして、ここ数週間、毎朝ゴミ出しをしています。そして気づいたことがいくつか。

 うちは猫が5匹いるので、その猫トイレの砂(可燃ごみ)がけっこうな量になります。可燃ごみは週3回なので、2日分の猫砂と他の可燃ごみを一つの袋に入れて出しますが、よそのお宅のゴミより小さいのです。不燃ごみも、プラスチックの容器包装を入れる袋も、ペットボトルも、ビン、缶もよそのお宅より少ないみたいなのです。家族の人数が少ないせいかも? いや、この近辺にはそんなに大家族はあまりいなかったはず。

★細かな積み重ねがエコを生む

 どうしてうちのゴミは少ないのでしょう? 30年かけて少しずつ減らしてきたので、なぜ少ないのか自分でもよくわからないのです。

 一つ言えるのは、うちでは生ゴミを庭のコンポスターに入れているので、ゴミ収集にはいっさい出していないこと。その分は確実によそのお宅よりは少なくなります。それから、うちではティッシュペーパーやキッチンタオルより、布巾や台拭き、ナプキンを使っているのもゴミ減量に一役買ったのかもしれません。今はちょっとお茶をこぼしたときや、ちょっと床を拭くときなど、ティッシュペーパーや専用の紙製品を使う家庭も多いので、その分ゴミも少し増えますよね。

 多分、うちのゴミが少ないのは、分別がなされているからではないかと思います。

 お菓子をいただいたら、その包装紙はきれいに開き、セロハンテープやシールもきれいにはがし、紙のリサイクルに出します。お菓子の箱も開いてリサイクルに。これを全部可燃ごみの袋に入れていたら、やっぱり袋は大きくなっていくでしょう。

 今では何か商品を買うとき、包装材が少ないもの、リサイクルしやすいもの、という基準で選ぶようになってしまいました。野菜を買うときもトレイに入ってラップでぐるぐる巻きのものより、袋に入っているだけのものを選ぶし、ばら売りがあればそちらを選びます。シャンプーの詰め替えなども、スタンディングボトルではなく、薄いペラペラの袋のもので十分(スタンディングボトルは複合素材で面倒なんです)。

 こんな細かなことの積み重ねが、うちのゴミを少なくしているんですね。特に努力もせず、本当にごく普通の生活をしているつもりですが、うちは不燃ごみも、ビン、缶も容器包装も、かなり少ないのです。30年間の積み重ねがここにきて目で見てわかるのが、私としてもとても嬉しいことです。ムダじゃなかったんだなあ……。

2010年02月12日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-05-27 00:24 | ゴミ減量

塩漬け保存でしなびた野菜を一掃

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 余った野菜、どうしてますか?

 忙しいから、外泊が多いから、という言い訳をしつつ、うちでは野菜をちゃんと使い切る前に腐らせてしまうことが多々ありました。コンポストに入れるから許して~、なんて甘えたことも考えたり……。

 腐るまでいってないしなびた状態なら、カレーに入れて煮込むという手もよく使っていましたが、せっかくカレーを作っても、食べきる前に打ち合わせで外食、出張で二日いなくなる、となって腐らせてしまったこともありました。冷凍しておけばよかったのですが、しなびた野菜のカレーが冷凍庫にたくさん入っていて、なんとなく面倒になっていたのです。ああ、もったいない!

 しなびる前に使い切りたい、腐らせずに長期間保存したいと、ずっと思っていたのですが、いい方法を発見しました。

 野菜を買ってきたら、最初は普通に使います。余った野菜は、しなびる前に塩漬けにしてしまうんです! 塩漬けといっても、簡単なものです。野菜をざくざく切ってジッパー付きポリ袋に入れ、2~3パーセントの塩を振って軽くもんでおきます。水気が出たら袋の口から絞って捨てます。空気を抜いて平たくして口を閉じ、冷蔵庫で保存すれば、冬なら1週間はもちます。夏でも3~4日は大丈夫。冷凍庫なら半月~1か月はもちます。
 
★大根はペットボトルへ

 野菜を買ってきてすぐに半分の量を塩漬けにして冷凍しておく、ということもやってみました。すると、例えば生のキャベツ半分を使い切ったころ(大体1週間くらい)、塩漬けキャベツを冷凍庫から出して、そのまま肉野菜炒めに入れたり、解凍してから、ほかの胡瓜やトマトとあえてサラダにしたり。月の後半は冷凍塩漬けキャベツを少しずつ出して使うというローテーションになりました。

 それから、大根は乾燥を防ぐためにぬらした新聞紙に包んで冷蔵庫へ、とよく言われますが、うちではペットボトルを切ってその中に入れています。ペットボトルの上部をふたにしてかぶせておくと、1~2週間は瑞々しく保存できました。

 大根の葉っぱを切って売るお店が多いのですが、私は葉付きがあればそれを買うようになりました。これもざくざく切ってジッパー付きポリ袋に入れて塩もみしておけば、あとで何かと料理に使えるからです。私は大根葉を甘辛く煮て(この場合は塩が入っているので出汁と砂糖だけで味を付けます)、卵でとじるのをよく作ります。鰹節をまぶしても美味しいですよ。

 夫の実家のある旭川では、泥つきの大根を新聞紙に包んで雪の中に入れておくという方法をとる家もあるそうです。乾燥せずに美味しく保存できるとか。お餅もビニール袋で密封して雪の中に入れておけば、雪解け時期までカビもせず、美味しく保存できるそうで、これは多くの家庭がやっているとか。うらやましいですね。

 野菜の保存方法、ほかにもいろいろあると思います。今までムダにしてきた分を取り返したいと、今いろいろ工夫するようにしています。けっこうゲーム感覚で面白くなってきました。皆さんのアイディアもぜひ教えてくださいね。

2010年02月04日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-05-26 00:22 | エコクッキング

母から娘へ着物リレー

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 ある雑誌で、悉皆屋(しっかいや)さんに、着物の手入れ法をアドバイスしてもらうという企画がありました。私の家に悉皆屋さんが来て、収納法や手入れ法を見てくださるという、ありがたいものです。

 「悉皆」とは、「残らず」「すっかり」「全部」という意味です。悉皆屋さんとは、着物にまつわるすべてのことに精通している人たちのことです。一般的には着物や帯の染み抜きや洗い張り、仕立て直しをしてくれる仕事をさしますが、もともと悉皆屋さんは、着物全般にわたるプロデューサー的な役割もあったのだそうです。

 さて、私は今こんな偉そうに着物について語っていますが、実は一人で着られるようになったのは、わずか2年前。それまでは着物を畳むこともできない、日本人として恥ずかしい(とは当時全然思ってなかった)人だったのです。着物は豪華だけど紐でギューギュー締め付けて苦しいもの、という認識しかなかったのですが、ある日、60年近く前の着物を母からもらい、姉に着付けてもらったとき、私の目からうろこが落ちました!

 母が若いころ着ていた着物を、私が着て街を歩くことができるってすごい! 着物は大事にすれば何十年も着ることが出来る衣服なんです! 母よ、60年もこの着物を保存してくれてありがとう!

★着物文化はエコの原点

 着物はとてもエコな衣服です。長く着られるだけでなく、布地にムダがありません。端切れがほとんど出ず、出ても長方形の布地なので何か袋を縫ったりできるというメリットがあります。着物は縫い直すことを前提に作られていて、体の成長にあわせて大きくすることもできます。また、紐や帯を結んで布地を固定するというシンプルな構造なので、やせたり太ったりしても体に合わせられます。身長差も10センチくらいなら大丈夫、着られます!

 そんなエコな衣服を、私は若いころからずっとないがしろにしていました。着物イコール晴れ着だと思っていたので、カジュアルシーンには向かない、時代に合わないと思っていたのです。それに着付けが難しすぎるし。でも、いったん着付けを覚えると(私は本を見て独学しました)、体のサイズに沿ってくれる着物の良さは、洋服にはないものです。確かにTシャツに短パンという、カジュアルな衣服に比べるとちょっと堅苦しいかもしれませんが、きちんとしているだけに気持ちが引き締まる効果があります(カジュアルな着物も、もちろんあります)。

 晴れ着や正装の着物は、工芸品、美術品と言ってもいいくらいの豪華絢爛さです。着物は美しい文化だと思います。文明の利器を多用し、文明や工業製品の恩恵で安い衣類を何枚も持つのもいいことでしょうが、それでも日本の文化がギュッと詰まった着物を大切に何十年も着ることは、ステキなことだと思います。

 着物は長持ちするエコな衣服。それをさらに長くきれいに保つための技術職が悉皆屋さん。今回お目にかかった悉皆屋さんはまだ若い方でした。こんな若い方が着物を存続させてくれる技術と心を持っているのかと思うと、なんだか感動したのでした。

2010年01月28日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-05-25 00:20

エコ心をくすぐる純毛の靴下

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 化繊が入っていない純毛のセーターや靴下は毛玉が出来なくていいんですが、ちょっと弱くて破れやすいのが難点。特に靴下は、かかとやつま先に穴が開きます。私が小学生のころまでは繕ってはいていたのですが、ここ数十年、靴下の穴をかがったり繕ったりするなんて全然したことがありません。化繊が入って丈夫になったせいもあるけれど、安くて何足も買える靴下をわざわざ繕うなんて面倒臭い、そんな手間をかけるより捨てて新しいものを買うほうがラクだ、なんて気持ちになったことのほうが大きいと思います。

 ああ、どんなものでも大切に長く使いましょう、なんて偉そうなことを言っている私なのに、靴下をこんなに粗末に扱っていたなんて……。自分でも気づいていませんでした。まあ、一つ一つの靴下がけっこう頑丈で長持ちしていますから、そんなに浪費しているわけではないと思います……と、言い訳しておきます。

 しかし、靴下も大事に長くはきたい、できれば毛玉の出来ない純毛の靴下を、と思っていたのですが、これがなかなか難しい。とにかく純毛の靴下は破れたり穴が開いたり、下手するとすぐ虫に食われたりします。やっぱり化繊入りの市販の靴下しかないかなあと思っていたら、友人のライター、上原秀さんに素晴らしいアイディアを教わりました!

★余りの毛糸で穴を補修

 上原さんは洋裁や編み物の得意な女性です。彼女はセーターを編んだ余りの毛糸で靴下も編むのですが、このとき、穴が開いたところを繕う補修用のモチーフを先に編んでおくというのです!

 実際に見せてもらったら、これがまた可愛いんですよ!

 ピンクの靴下にクリーム色の毛糸で丸や三角や雪の結晶形のモチーフを先に編んでおき、穴が開いたらそれでふさぐのです。モチーフには毛糸を長くのこしてあるので、それを毛糸用の針に通して縫い付けるだけ。これはどんな編み物の本にも出てこない、上原オリジナルの靴下です。写真を見てください。ふっくらして可愛いでしょう?

 純毛で手編みなので、洗濯機にかけず、おふろに入ったとき体を洗う石けんで、ついでに優しく押し洗いするだけだと言っていました。こんなに可愛い靴下ですもの、それくらいの手間はかけてもいいな、という気になります。

 モチーフは靴下と同じ色でもいいし、あえて目立つ色で編んだもの縫い付けると、これはこれで可愛いデザインになります。上原さんは20~30年前の古いカーディガンやセーターの虫食いのあとに、目立つ色合いのモチーフを縫い付けて、新たなデザインに生き返らせたこともあるそうです。

 以前の記事で、『今はやりの「あったか靴下」は2~3度洗濯すると毛玉がかなり出来ます。メーカーさんは、毛玉対策などを考えないと、決して安くはない靴下を次に買うかどうかわからないと思います。』というコメントが付きました。それを読んで、私も靴下メーカーさんにお願いしたいことが出来ました。

 純毛の靴下をぜひ作って売ってください。そして、それに穴補修用のモチーフも付けて販売してください!

 そうすれば、私絶対買います! 高くても、手洗いしなくちゃならなくても、絶対買います!

 だって、可愛くてあったかくて、エコ心をくすぐるんですよ。 売れると思います!

2010年01月21日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-05-24 00:16

お手製「リュック型掃除機」でラクエコ

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前回、お知らせした「リュック型掃除機」の作り方をご紹介します。

 作り方はとても簡単です。掃除機と市販のリュックサック、ベルトが一本あれば出来てしまいます。

 最近のリュックサックは、上に必ずループが付いています。下にもループが付いているものを選んでください。手持ちのリュックサックを使う場合、下にループが付いていないものだと、ベルトで固定しにくくなりますから、紐を縫い付けるなどの工夫が必要になります。

 (1)リュックサックのループに掃除機のホースを通し、本体につなげる。
 (2)ベルトを上下のループに通し、バックルで締める。このとき掃除機本体の取っ手にもくぐらせておくと横ズレ防止になる。

 これで出来上がり。簡単でしょ? 掃除機はリュックサックの中に入れるわけではなく、外にくっつけるだけですから、排気もちゃんと出来ます。

 うちではこのリュック方式にしたおかげで、掃除の時間が短縮したし、カーテンの洗濯やエアコンの掃除も楽になりました。やはり機動性が抜群によくなるんですね! 飛行機や新幹線の掃除でもリュック型掃除機が使われているのを見たことがあります。でも、うちはこの方式、16年前からやっていたんですよ。その後、新聞や雑誌、テレビに何度か紹介したのですが、きっとうちでやったのが一番早かったのではないかと自負しています。ああ、特許とか実用新案をとっておけばよかった~。
 
★カーテンの“汚れ”を吸い取る

 リュック方式のいいところは、掃除機の吸い口が天井近くにもラクラク届くこと、階段や敷居などの段差があるところもスムースに動けること、などです。カーテンを束ねた状態で上から下までスーッと掃除機をかけておくだけで、うちでは5年間、洗濯をしなくてもきれいなままでした。さすがに5年目に洗濯してみたのですが、洗濯液は全然黒くならず(普通は真っ黒になりますよね!? )、普通の洗濯物よりきれいなくらいでした。カーテンの汚れって、ホコリだったんだ! 吸い取ってあげれば汚れないんだ! びっくりしました。

 天井近くに蜘蛛の巣やホコリがたまることもありますが、掃除機で吸い取ればすぐにきれいになります。エアコンもカバーの上から掃除機をかけるだけで中のフィルターにホコリがたまらず、うちでは3か月くらいフィルターを掃除しなくてもきれいでしたよ。あれは1週間に1度は取り出して洗うようにと、取扱説明書には書いてありますが、そんなに頻繁にフィルターを洗うお宅って、私が長年講演で話を聞いても、1~2軒しか記憶がありません。それも、家電メーカーにお勤めで、エアコンのことをよくわかっているお宅だけでした。

 エアコンのフィルターをきれいに保つのは電気の効率もよくなるし、またカビやダニの発生も抑えます。ぜひ、フィルターをきれいにしてあげてください。週1で出して洗うもよし、毎日軽く掃除機をかけるだけでもよし。私としては毎日の掃除のついでに軽く掃除機をかけるほうがラクチンだと思います。

2010年01月14日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-05-23 00:13 | 掃除関連

ズボラ流ハタキで簡単掃除

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 明けましておめでとうございます。今年もニコニコエコをやりましょう!

 ハタキってすごい!!ズボラな私は年末に大掃除ってしたことがありません。でも年末年始にお客様が泊まりがけで来ることもあるので、仕方なく掃除をしています。この「仕方なくやる掃除」に大活躍してくれるのがハタキなんです。

 私の普段の掃除は本当にズボラで、床に掃除機をかけるだけ。これだとどうしても隅々にホコリがたまります。これをハタキでたたき出して掃除機をかけると、家中がすっきりします。

 ハタキはホコリを舞い散らせる、咳き込んでしまう、そんなのイヤだ、と思っていませんか? 1年くらい放置した、分厚く堆積したホコリだと大変ですが、1週間以内のホコリなら、咳き込むほど舞うこともありません。私はズボラですから2~3週間から1か月ほど放置することもありますが、それでもハタキをかけて咳き込むほどのひどい状況になることはあまりありません。

 ハタキをかけるだけで、棚に飾っている猫の置物にもホコリが積もらず、何年もきれいなままです。家を建ててから16年経ちますが、この棚は、雑巾で拭いたことなど1度か2度くらいしかないはずです。それでもきれいなんですよ!

★手にハタキ、背中に掃除機

 簡単掃除しかしていない私ですが、年末年始のお客様が増える時期には、さすがの私もいろんなところを見渡します。

 お客様が来る、と思うと気になるのが天井近くの蜘蛛の巣。……え。蜘蛛の巣が張るほど掃除していないのか、ですって? は、はい……。床と棚の掃除はたまにやっても、天井近くはなかなかやらず、気がついたらうっすら蜘蛛の巣が張っていることがよくあります。それもハタキでたたき落とし、掃除機で吸い取ればきれいになります。あ、うちでは掃除機を背負うリュック式にしているので、掃除機が上のほうまで簡単に届きます。だったら毎回天井近くも掃除しろよ、って言われそうですが、すみません、根っからのズボラなのでたまにしかしないんです(このリュック式掃除機の作り方は次回、紹介します)。

 それから机の下や箪笥の裏、テレビの裏のホコリは、ハタキをかけて掃除機をかければすぐにきれいになります。本来は小箒のほうがよさそうですが、掃除のスタイルはイラストのように手にハタキ、背中に掃除機という形なので、机の奥などの床面のホコリを吐き出すのもハタキでササッとやっています。そういう小技が利くのは、布製ではなく羽根ハタキだからかもしれません。細長い布のハタキだと、ホコリをはたくにはいいけれど、床面のホコリをちょっと掃き出すのには向いていないかも。

 こんな風に、ハタキを使いながら掃除機をかけるだけの掃除ですが、これだけでも目立つところのホコリはなくなるし、面倒臭くないし、とても便利だと思います。

 うちでは各部屋に専用ハタキが吊るしてあります。トイレにすら専用ハタキを置いていて、トイレ窓の網戸にも気が向いたらハタキをかけています。こうしておくと網戸は2~3年以上きれいなままです。ハタキを上手に使えば、掃除の手間が省け、時短にもなりますよ!

2010年01月07日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-05-22 00:11 | 掃除関連


漫画家・エコロジストの赤星たみこが贈るラクチンエコ


by akaboshi-ryuu-ego

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