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危険地帯! 家具の裏側カビチェック!

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 先日、たまたま家具を動かしたら、壁にカビがびっしり生えていてびっくりしました! 今年は日照時間も平年の80%以下、降雨量は平年の1.5倍とか、2~3倍にもなる地域もあるそうです。つまり、湿気が多い夏なんですね。

 うちは湿気に敏感な夫のおかげで、部屋の中に湿気を溜め込まないように気をつけていました。扇風機をかけたり換気扇を回したり除湿機を使ったりしていたので、この家に住んで17年間、こんなカビは見たことがありませんでした。でも、今年の湿気はそれくらいすごかったのですね。また、家具(低いたんす)を壁にぴったり付けて置いたことも失敗でした。いくら換気扇を回していても、家具の背と壁の間の隙間は、空気がよどんで湿気がたまっていたのでしょう。

★夏こそ家族で大掃除

 さて、壁にびっしり生えていたカビは、ふわふわと胞子を伸ばした白っぽいカビで、これを退治するため、消毒用エタノールを用意しました。トイレットペーパーなどに消毒用エタノールをスプレーして湿らせたものでカビを拭き取ります。そのとき横に長くこすると、いくら消毒用エタノールがついているとはいえ、カビの胞子を広げてしまいます。そうならないよう、狭い範囲を拭き取ったら捨てる、拭き取ったら捨てる、というように取り替えつつ、カビを丁寧に拭き取りましょう。ある程度カビが取れたら、今度は壁に直接エタノールをスプレーし、乾くまでしばらく放置。壁紙の材質にもよるので、はがれたりしないかどこか目立たないところで試してからやってください。

 壁側だけでなく、家具の背もカビの胞子がついているはずですから、同じようにエタノール付トイレットペーパーで拭き取ります。拭き取ったあと、もう一度スプレーして乾くまで放置します。家具の塗料がエタノールではげることがありますから、これも表側に付かないよう注意してやってください。エタノールが完全に乾いたら、家具を元の位置に戻します。けっこう手間がかかり、時間もかかりました。

 今後はこんなことにならないよう、梅雨明けには家具の裏側をチェックしようと思います。秋の長雨のあともやったほうがいいかもしれません。

 家具の裏側のチェックって、要するに大掃除のことではないか、と思い当たりました。大掃除って普通は年末にやるイメージですが、実は夏にやるほうが理にかなっていると思います。カビのチェックも出来るし、換気扇などは気温が高いほうが油汚れが柔らかくなっているので落としやすいし。

 皆さん、今年は年末に大掃除するより、来週あたり、天気のいい日に大掃除してみませんか? 夏休み中のお子さんに大掃除を手伝わせるのもまた楽しい思い出になるかも…?

2009年07月30日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-04-30 00:00 | 掃除関連

緑で日差しをシャットアウト

f0322969_19362667.jpg 日差しが強くなりました。これをなんとか遮断しないと、暑くてどうしようもありません。うちの窓は障子が入っているので、二重窓の断熱効果で外の暑さをさえぎってくれます。が、それでもやっぱり暑いものは暑い。窓の外にスダレをかけなければ!

 数年前に窓の外にスダレをかけたら、夏の日差しをさえぎってくれて、とても涼しく過ごせました。窓の外にかけるのがコツです。窓枠のアルミサッシは、熱伝導率が高く、直射日光で熱くなると、その熱を家の中にどんどん伝えてしまいますから。

 窓全体に日光が当たらないように、外側にスダレをかけることで、家の中の温度がずいぶん下がってくれます。

 窓際で仕事をしている夫は、スダレだけでは飽き足らず、雨戸も閉めました。雨戸は日光をしっかり遮断し、しかも冷房を入れたときは、障子、ガラス窓、雨戸の三重窓効果で、外の熱を断熱してくれます。冷房の効きが良くなったと喜びながら、薄暗い部屋で仕事をしています。パソコンでイラストを描く仕事ですから、明るすぎるのはモニターが見にくいので、かえって効率アップのようです。

 雨戸のあるお宅なら、真夏の日中にも冷房効率を上げるために使ってみてはどうでしょうか? 雨戸の外側にスダレがあれば、雨戸そのものにも直射日光が当たらないので、さらに効率アップです。

★一石四鳥、ゴーヤカーテン

 スダレやヨシズは、直射日光をさえぎりながら風を通す、昔ながらの日本の知恵。しかし、これよりもっと涼しくなるものが「緑のカーテン」です。と言うと、新しい特別なもののように感じますが、これも実は昔から日本人がやってきた知恵のひとつ。

 朝顔のつるを窓辺の支柱に這わせて日陰を作るのは、昔から日本人はやってきました。最近は「緑のカーテン」という呼び名のほうが有名になってきました。朝顔だけでなく、ゴーヤなどのつる植物が大活躍! 4月か5月ごろ、窓際にプランターを用意し、種をまきます。うちは、今年は間に合わなかったので、来年は是非やってみようと思っています。植物を育てるのがとても苦手な私ですが、友人から、どんな人でも出来る、簡単だ、と言われて、やる気満々です!

 植物は茎や葉の中に水分が通っていますから、直射日光が当たっても、コンクリートや金属みたいに熱くなりません。友人宅の実験では、ゴーヤのカーテンの外側と内側では気温が1~2度違うそうです。葉っぱの表面温度がそもそも気温より低いのですから、そこを通ってくると温度が少し下がるのです。これは来年の夏が楽しみです!

 スダレ、障子、雨戸と、いくつかの遮光と遮熱グッズを試していますが、これに来年は緑のカーテンが加わります。日差しをさえぎるだけでなく、気温の上昇も抑えられ、植物ですから成長過程で二酸化炭素も吸収してくれます。これは一石二鳥どころか、一石三鳥です。あ、見た目の可愛い朝顔より、食べられるゴーヤにすれば四鳥になりますね! 花より団子ならぬ、花よりゴーヤ、ですね。

2009年07月23日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-04-29 00:00 | 省エネ

激安手作りスプレーで虫よけ

 f0322969_19323793.jpg 虫よけスプレーが大活躍する季節です。いろんなタイプが市販されていますが、手作りしてみませんか? 用意するものは100ミリリットル程度の小さなスプレーボトルと、水、セスキ炭酸ソーダ、ハッカ油です。私はこれを「セスキミント」と名付けています。

 ハッカ油は薬局で売っています。セスキ炭酸ソーダ(以下、セスキと略します)は以前はインターネットでしか手に入らなかったのですが、最近は100円ショップやドラッグストアで売られていることもあります。商品名は「セスキ炭酸ソーダ物語」とか「アルカリウォッシュ」です。スプレーボトルも100円ショップで手に入ります。

 作り方はとても簡単。ボトルに水を入れ、セスキを小さじ4分の1(耳かき1杯程度で十分です)、ハッカ油をほんの少々混ぜるだけ。爪楊枝を1センチくらいハッカ油に浸して、それをセスキ入りのボトルにつけるだけでOKです。たくさん入れすぎるとスースーし過ぎるし、もったいないです。

 セスキ炭酸ソーダという物質は弱アルカリ性の無機塩類。重曹の仲間ですが、重曹よりもアルカリ性がやや高く、pH9.8というものです(ちなみに重曹のpHは8.2程度のごく弱いアルカリ性)。

★セスキミントで肌すっきり

 蚊というヤツは、人間の呼気に含まれる二酸化炭素に反応して寄ってきます。また、汗や皮脂汚れのにおいにも反応します。前にあるテレビ番組に出演したとき、どんな人が蚊に刺されやすいか実験しました。アクリルの箱に蚊をたくさんいれて、番組のADさんが右腕は汗まみれのまま、左腕はセスキミントで拭き、箱の中に両手を入れたら……。汗まみれの腕に蚊が寄ってきてたくさん刺されていました。仕事とはいえ、かわいそうに……。やはり蚊は汗のにおいに反応するんです。

 さて、汗や皮脂汚れは弱酸性の汚れです。これをセスキ炭酸ソーダを溶かした弱アルカリ性の水でふき取ると、中和されて汚れがきれいに取れるんです。水だけでふくよりもさっぱりときれいになります。そのうえ、虫の多くはハッカの香りが嫌いです。この二つの効果で防虫効果が出るんですね。

 私は夏になるとこのセスキミントのスプレーを持ち歩き、汗をかいたらシュッとかけてふき取っています。ハンカチにスプレーして拭いてもいいし、これがあると汗のべたべた感がきれいに消えてとてもさっぱりします。

 セスキミントはお子さんにも安心です。新生児にはちょっと心配だ、という方は重曹で作ってもOK。その際はハッカ油は刺激が強いので入れないほうがいいでしょう。でも、新生児はそもそも薮蚊がたくさんいるようなところには連れて行かないほうがいいですからね。

 重曹やセスキ炭酸ソーダは、入浴剤の主成分でもあり、水を弱アルカリ性にしてくれます。どちらも市販されているものは主に掃除洗濯用です。体用、として売るには申請にお金がかかるので、メーカーは体用としては販売しませんが、実は中身はほぼ同じです。体に使うものですから、くれぐれも自己責任でお願いしますね。

2009年07月16日
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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-04-28 00:00 | アルカリ剤・セスキなど

コンポストは快適 簡単 かっこいい

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暑い季節は、生ゴミの臭いが気になりますよね。でも、生ゴミをコンポストなどで処理している家だと、臭いなんて気になりません。家の中から生ゴミが消えるって、すごく快適なんですよ! さあ、皆さんも生ゴミ処理を自宅でやってみませんか?
生ゴミを自宅で処理するための機械も売られていて、バイオ型、乾燥型の二種類があります。

 バイオ型は微生物の混じったおがくずのような基材を入れて生ゴミを分解する方式。大きさは小型の洗濯機程度。アームがついていて、生ゴミを入れるとゆっくり回転します。少し加熱もしてくれるので微生物が良く働き、ほぼ一日で生ごみは姿を消します。毎日生ゴミを投入しても、微生物が食べてくれるので基材の量は増えません。数ヶ月ごとに基材をすっかり出して(これは肥料になります)、新しいものに取り替えるだけで生ゴミはとおさらばできるのが嬉しいですね。

 乾燥型は、生ゴミを乾燥させて量を減らし、臭いも無くすというもの。生ゴミを乾燥させるだけに電気を使うのはもったいない、エコじゃない、という批判をずっと浴び続けていましたが、メーカーの研究開発のおかげで電気効率はものすごく良くなったそうです。また、乾燥型は生ゴミを乾燥させただけのものですから、これは肥料にもなるし、家畜の飼料にもなります。処理物の用途が広がるのはいいことですね。ただし、処理物を引き取ってくれるシステムがないとダメなのですが……。自治体によっては乾燥型で処理した生ゴミを引き取ってくれるところや、有機野菜を作る農家や養豚場と契約している食品宅配会社が引き取ってくれるシステムもあります。
 

★生ゴミとおさらばして16年

 さて、私の家では庭にコンポストを設置しています。穴の開いた大きなバケツ状の容器で、生ゴミを入れるたびに土も一緒に入れると、土の中の微生物が分解してくれるというもの。これだと電気も使わないし、本当にエコです。

 処理したものは堆肥になるのですが、じゃあ堆肥として使っているかというと、そんなことは全然やっていません。ズボラで面倒臭がり屋の私は、家庭菜園をやる時間もないし、気力も無いので、ただ生ゴミを家の中に置きたくないからコンポストを設置したのです。

 もちろん、微生物が分解してくれた生ゴミの入った土は栄養豊富ですから、堆肥として使うのが一番いいことです。100点満点の使い道です。でも、100点満点のことを常にやらねばならない、ってことはないと思いませんか。生ゴミを自宅で処理して、自治体のごみ収集に出さない。これだけで十分エコです。

 虫や悪臭が心配だ、という方は、生ゴミ投入の際に土を一緒にいれるのがコツです。生ゴミが見えない程度にかぶせ、時々スコップでざくざくかき混ぜておくと、分解が早まり、失敗がありません。

  庭に設置するタイプは、電気も使わずとってもエコ。価格も3000~5000円とお手ごろですが、土が必要なのでマンションなどのベランダでやるにはちょっと難しい。ベランダでやるためにはダンボール箱や衣装ケースを使うやり方もあり、いろいろな本やサイトで詳しくやり方が出ています。検索するとたくさん出てきますから、これもやってみると面白いですよ。ただし、ベランダを使う場合は、非常口をふさがないように設置すること、一度にたくさん生ごみを処理しようとすると失敗する可能性があることなど、ちょっとしたコツが必要です。

 バイオ型、乾燥型とも、マンションなどの集合住宅の家にお勧めです。価格は3万円以上と、高価ですが、自治体から1万~半額程度の補助が出る場合があります。ぜひ自治体に問い合わせてみてください。

 うちは自治体のゴミ収集に生ゴミを16年間、一度も出していませんが、年末年始やゴールデンウイークのゴミ収集が無い時期でも、なんらあわてることも無く、快適にすごしています。

2009年07月09日
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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-04-27 00:00 | もったいない・昔の知恵

川がよみがえる“小枝マット”

日本水大賞という賞をご存知ですか?

 これは、多くの国で発生している水不足、洪水、水の汚染を防いだり、水系生態系を保全する活動をしている人たち(団体や企業も含む)を表彰する制度です。ホームページはこちら⇒日本水大賞


 今年は11回目の表彰式が6月30日に行われました。

 今年、国際貢献賞を受賞した国建協ラオス粗朶工法調査団による「ラオスへの日本の河川伝統工法(粗朶工法)の導入と展開」をご紹介しましょう。
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 粗朶(そだ)とは里山の広葉樹から伐採した小枝のことです。

日本ではこれを編んで、10メートル×10メートルの格子状のマットを作ります。木杭も使って高さは1メートルくらいにし、格子の中に石をつめたものを、河岸に沈めます。粗朶で作ったマットを河岸に沈めて、岸辺の土が流れていかないよう押さえるというわけです。この沈めたマットを「粗朶沈床」と言い、これで河岸を守る工法を「粗朶工法」と言います。

 粗朶沈床は、川底に沈んで、魚の隠れ家にもなるし、藻や水草も生えます。河岸の土が流れるのを防ぎつつ、生命も育むという、一石二鳥の自然にやさしい工法なのです。

★低コストで自然に優しい

 さて、ラオスにはメコン川という大きな川があります。年間10メートルもの水位変動を繰り返し、河岸の侵食がひどく、大きな被害が出ています。蛇籠(鉄線で出来たかごに石をつめたもの)を沈めて河岸を守る工事や、もちろんコンクリートでの護岸工事も進めてはきたのですが、これは材料が高価で、ラオスでは輸入しなければならないものです。自国での持続的な護岸工事をするには無理のある工法でした。

 1999年、国建協ラオス粗朶工法調査団は、日本の「粗朶工法」をラオスに紹介したところ、現地材料を使えること、低コストで、しかも永い年月にわたって効果があるということで、ラオスの技術者の注目を集めました。日本から技術者が赴いて指導したり、ラオスから技術者を招いて修行をしてもらったりという交流の末に、今、粗朶工法を自分たちのものにして、メコン川に適応したやり方を続けています。

 粗朶工法は木を編んだマットに石をつめて沈めているだけですから、その隙間に土砂が入り、植物が根を下ろし、設置後、強度が増すのです。また、木と根と石と土砂ですから、川底がえぐられても柔軟に変形して大規模な侵食を防ぐことが出来るのだそうです。さらに、河岸の土砂が安定することによって植物が生長しやすい環境が出来ます。そして、人力で製作、設置することとが多いので、周辺の雇用創出にも役立っているのだそうです。

 この活動によって侵食を免れた河岸近くに住む人は、どれだけ喜んでいるでしょう。国際貢献賞にふさわしい内容だと思いました。この活動を発表した国建協ラオス粗朶工法調査団の方は、目が潤み、声が震えていました。ここまでくるのに、どれだけの苦労を乗り越えてきたのか、それが偲ばれる発表でした。

 日本水大賞は、秋篠宮様が名誉総裁、読売新聞、環境省、農林水産省、経済産業省、文部科学省、厚生労働省、国土交通省なども後援しています。水環境を良くして行こうと活動している皆さん、ぜひ応募してくださいね!

2009年07月02日
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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-04-26 00:00 | エコ全般

夏快適! 涼し~い “魔法瓶の家”

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去年の暮れから今年の初めにかけて、家中の床にウレタンのマットを敷き詰めました。ウレタンは断熱性が高いので、外の寒さを家に入れない、家の暖かさを逃さない、という効果があります。おかげで今年の冬は石油ストーブ一台で温かく過ごせました。その体験記はこちら。

 さて、夏になってそのウレタンのマットをどうしたかというと、そのまま敷き詰めています。暑くないかって? いえいえ、これがもう驚きの断熱効果を生み、冷房をちょっとつけただけで涼しさが持続するんです! 

 先日、いよいよ真夏日になった日、さすがに冷房をつけてしまいました。汗をだらだらかいていては漫画が描けないんです。原稿用紙が汗でぬれるとインクがにじんだり、消しゴムをかけると汚れたりして、漫画家にとって汗と湿度は大敵なので……。 

 以前なら、冷房をつけたら何時間もずーーーっとつけっぱなしで、なにがエコロジストだ、冷房でこんなにエネルギー使うなんてダメじゃん! とお叱りを受けそうな使いかたをしていました。

 しかし、今年はちょっとつけただけですぐに部屋が涼しくなりました。2時間くらいつけてみて、涼しくなったので冷房を切り、仕事を続けましたが、なんと次に冷房をつけたのはまた2時間後くらい。今までは冷房を切ったらすぐにまた暑くなっていたのに、涼しさが長持ちするんです。

★ウレタンエコで夫婦円満

 夫は北海道の出身なので、暑さと湿度に弱く、寝るときも冷房をかけっぱなしにしたがります。宮崎出身の私はそれだと寒すぎるので途中で切りますが、これもけんかの種でした。でも、今年は涼しさが長持ちするので、寝るときに1時間だけ冷房をつけて、あとは切っても大丈夫そうですよ。

 ウレタンマットを敷いただけでこんなに違うとは……。やはり床は熱の出入りが大きいんですね。床をきちんと断熱すると、本当に冷暖房費が浮くと思います。

 高気密、高断熱の家はエネルギー効率がいいとよく言われますが、要するに家が魔法瓶のようになっているからです。一度暖めたらなかなか冷めない、一度冷やしたらなかなか暖まらない家。

 そういう家だと窓を閉め切って冷暖房をフルに活用している、というイメージを持つ方も多いのですが、高気密・高断熱だからと言って、窓を開けてはいけないということはありません。気候のいいときは窓を開けて自然の風を入れればいいんです。現代は冷暖房に頼らないと過ごせないときもありますから、どうせ使うなら効率的に使いましょう。その効率を最大限に上げるのが高気密・高断熱の家です。

 私の家はそういういい家ではありませんが、自分で工夫してウレタンマットで高断熱の家に近づきました。工夫して光熱費が減るって、すごく嬉しいですね! 地球のためにというより、うちの家計が助かるのが一番嬉しいんですけど。

2009年06月25日
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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-04-25 00:51 | 断熱

スイカをカレーに。エコというよりおいしい料理

f0322969_15474934.jpg さて、今回はスイカの皮の利用法です。実はスイカの皮はおいしい食材なんですよ。
皮を漬物にするというのはよく聞きますよね。でも、あまり大量には食べられません。漬物だとメインディッシュにはなりにくいですからね。

 うちではスイカの皮をカレーに使ったり煮物にしたりしています。
これがもう、おいしくておいしくて、今まで捨ていていたのがもったいない!と思うくらいです。これはエコクッキングというより、おいしい食材のおいしい料理法、つまり普通の料理です。

さて、作り方は簡単。
一番外側の緑色の硬い部分だけは薄くむいて捨てますが、白い水気たっぷりの部分を適当に切って煮物にしているのです。椎茸、油揚げと一緒に、だし汁、しょうゆ、砂糖で煮て味をつけます。これがもう、ものすごく美味!! 最初、「これって冬瓜みたいに使えないかな」と思ってはじめたのですが、そう、本当に食感は冬瓜のようで、誰に出しても「うまい!」「美味しい!」と大好評です。うちでは夏の定番料理になりました。

 また、スイカの皮をミキサーで細かく砕いて、それをカレーに入れることもあります。これもまた数年前からうちの定番メニューで、テレビの取材のときに出したら、皆さんおかわりをして食べてくれました。スタッフの方たちが全員、本気でおかわりしてくれるくらいだから、その美味しさ推して知るべし、です!

★皮は料理、赤い実はシャーベット

 あまりにも皮が美味しいので、うちでは実の人気が急落してしまいました。夫が「赤い実のほうはいらん、皮が食べたいんだ!」とわがままを言うくらいです。それで、赤い実のほうは、砕いて種を取り除き、冷凍庫で凍らせてシャーベットに。これで冬まで保存できて、一年中スイカが食べられます。

 最近、私の周りでは、「スイカを買ってくると食べきれないからあまり買わなくなったわ」という人や「皮がゴミになって重くて大変だから買わない」という人もいます。そんな人たちに「皮は料理に、実は余ったらシャーベットに!」と教えてあげたい!! 

 スイカの皮を「廃物利用」しているなんて思わないでください。これは新しい食材なんです。捨てるなんてもったいない。何度も言いますが、うちでは美味しいから使っているだけで、エコのことを考えているわけではありません。

 夏はどの自治体でもゴミの総量が増えて、その理由がスイカの皮だ、と聞いたことがあります。ああもったいない。ゴミとして捨てるなんて…。まあ私もこの料理法を思いつく前までは捨てていましたけどね。もったいないことをしました。今年の夏は、ぜひスイカの皮を食べてみてください。繊維質たっぷり、それに夏野菜は体の熱をとってくれる効果もありますからね、美味しくて健康にもいいんですよ。

そのうえで、ゴミも減るという、一石三鳥のすばらしい食材です!

2009年06月18日
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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-04-24 00:45 | エコクッキング

CO2売買で地球をクリーンに

f0322969_15401037.jpgCO2の排出量を減らすために、個人レベルから、企業や自治体レベルでさまざまな取り組みが行われています。

いつもは個人で出来る簡単な事を書いていますが、今回は森林資源の活用法について、私の知っていることを紹介したいと思います。

日本は森林面積が国土の66%という、フィンランドに次ぐ世界第二位の森林率です。これだけの森林があるのだから、もっと木を燃料に使えばいいのに、と思いませんか? 

数年前に木くずを固めた木材チップを燃料にしている製紙工場を見学したことがありますが、木イコールやさしい火、という柔らかなイメージとはまったく違っていました。ゴーッと燃える炎は、石油や石炭と変わらないくらいの高温で、燃料として遜色はありません。

 もちろん、すべての燃料を木材チップでまかなっているのではなく、化石燃料と組み合わせている場合が多いようです。

 木材チップは石油の使用量が減り、CO2の排出量も減るということで、今とても注目を集めているエネルギーのひとつなのです。
 さて、高知県では03年に森林環境税を導入し、森の手入れや間伐材の活用事業などを積極的に推進してきました。その中のひとつ、須崎市の森林組合の取り組みを紹介します。
森を守って地方も潤う

 須崎市森林組合では、07年10月から、間伐材をチップ状にして燃料にし、セメント工場に提供しています。工場では化石燃料(石炭、石油、天然ガス)も使っていますが、間伐材チップを混ぜることで石炭やコークスの使用量を減らすことが出来たそうです。

 これによって削減できた二酸化炭素 は、08年9月までの1年間に計1938トン。そのうちの899トンが東京の企業に売却されます。

 え? CO2を売却? と、これだけ聞くと不思議なんですが、高知県が削減した分の「価値」を、東京の企業に買い取ってもらう、ということですね。

 二酸化炭素の売買は、今までは海外と取引されていました。日本がお金と技術を投資してどこかの国でCO2を削減したら、その分を日本の削減分にする、というものでした。

 でも、この高知県と東京の取り組みは、国内で削減した二酸化炭素を売買するわけです。これがビジネスとして成り立てば、都会の企業から地方へ、お金が回ります。地方では高齢化や後継者不足から林業がどんどん衰退しています。林業をもっと盛り上げるには、何らかの収入、それも一時的なものではなく持続可能な収入の道がなければなりません。

 間伐で森の手入れをするにはお金がかかる、だからやらない、やれない。という現実が、これからは変わる可能性があるのです。

 木は伸び盛りの若いときに一番CO2を吸収します。間伐などの手入れをすることによって木が育ち、森が吸収するCO2の量が増える→間伐材は燃料に出来る→化石燃料の使用量が減る→ますますCO2排出量が削減できる→削減したCO2を都会の企業が買えば、そのお金で森の手入れが出来る…。

 こういう良い循環が出来れば、日本の山は荒廃を免れ、もっともっと豊かな森林資源が手に入るはずです。そうあってほしいと願っています。

2009年06月11日
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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-04-23 00:39 | エコ全般

がんばりすぎないエコ活動のススメ

森を守るには間伐をしなければならない、ということは、一般の人にも広く知られるようになりました。割り箸も間伐材で出来ているから使ったほうがいいのだ、という意見もあります。それだけ「間伐材」のことが知られてきたのでしょう。
f0322969_1531010.jpg しかし、残念ながら割り箸は95%以上が中国からの輸入材でまかなわれていて、間伐材の割り箸は、まだまだ少ないのです。

 宮崎県の日之影町という、山深い町で生まれ育った私としては、森の木をどんどん間伐し、有効活用してもらいたいといつも思っていました。

ただし、間伐には人手と機材と作業道が必要で、それにはお金がかかります。そのお金を誰がどう出すのか……。
森を守ろう!山を保全しよう!という美しいスローガンだけではなかなか守れないのが現状です。割り箸を作るだけでは間伐材の消費量はそれほど伸びないし、もっと大量に使うやり方を考え、間伐にかかる費用をどこからか持ってこないとなかなか山は守れません。

 これはひとつのアイディアですが、間伐材を使って河川の補修工事、護岸工事をする技術があります。これだと消費量は一気に増えます。

 日本全国で計画されているコンクリートの護岸工事やダムを作る予算を、その土地土地の森の間伐に使うのはどうでしょうか。そこで出てきた間伐材を使って護岸工事をするわけです。

コンクリートのダムは今さかんに見直されているし、廃止された地域ではその予算を使うのです。コンクリートのダムは100年持つのに、木の補修だと10年しか持たないという批判もありますが、逆に言うと、10年ごとに地元に仕事が発注できるというメリットもあります。そうすると地元が少し潤うんですよね。
山に住む人たちが経済的に成り立たないと、山の保全は出来ないんですから。

 な~んて、自治体や企業がやるようなエコのことを最近ちょっと考えているのですが、これは決して「地球のために」考えているわけではありません。

★がんばりすぎず、長続きさせよう

 エコ活動はダイエットに似ていて、あんまりがんばりすぎるとリバウンドします。いつもは野菜をきちんと食べているのに、たまにチョコレートパフェを大盛りで食べたくなることがあるように、たまにはクーラー全開で寝たい日だってあります。そんな風に、自分がちょっと反エコなことをやってしまったとき、それを自治体がやってくれる大きなエコで少し取り戻して欲しい!な~んてね、そんな都合のいいことを考えているわけなんです。

 環境問題って、一朝一夕で良くなるわけではなく、ずっと継続して考えたり行動していかねばならないのですが、それがちょっと面倒になるときもあります。そんな時、大きなエコをやってくれる自治体や企業がいてくれると知るだけで、意欲が少し戻ってくるような気がするんです。

 次回は、森林資源をうまく活用している自治体のことを、ちょっとお知らせしようと思います。気持ちが晴れて、やる気が出るかもしれませんよ。お楽しみに!

2009年06月04日
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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-04-22 00:28 | エコ全般

ジーンズの生地は 洗った方が傷まない!

先日、テレビで恐ろしいことを見てしまいました! 最近の若者はジーンズを洗わないのだそうです!!
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 テレビの実験では、2年間洗っていないジーンズと、着用後は毎回洗濯していたジーンズを比較していましたが、ものすごい結果に驚きました。

 実験は、洗っていないジーンズと、毎回洗ったジーンズの裾の部分を水に浸けてもみ、その液を寒天の培養地に入れて1週間培養する、というもの。毎回洗ったものは、培養地に何も発生していませんでした。が、2年間洗わなかったジーンズのほうは、シャーレからはみ出るくらい、灰色や黒や黄色のカビがモワモワと繁殖していたのです!!

 ジーンズを洗わない理由の一つが、「洗うと生地が傷みそうだから」でした。が、衣類は洗わないと微生物が繁殖して生地が傷むのです。実際、洗っていないジーンズからはカビが大量に発生しているわけですから、布地は本当に弱っていると思います。

 テレビでは、洗ってあるジーンズと洗っていないジーンズをバイクで引っ張り、どれくらいで破れるかの比較実験も見せてくれました。洗っていないジーンズが7秒で破れたのに対し、毎回洗っているものは16秒まで持ちました。強度試験の機械にかけても、洗っていないものは87キロの力で破れ、洗っているものは105キロの力にまで耐えました。

 なぜ、洗うと生地が傷むというようなウソがまかり通ってしまったのでしょうか…。布地は洗ってきれいにしないと、カビなどの微生物は繊維を劣化させるのです。高価な衣類ほど、きちんと洗って長持ちさせないともったいないではありませんか。

 そのほかに、洗わない理由としては「色が落ちるからイヤだ」というものもありました。ジーンズは少しずつ色落ちしていく所が風合いになるからいいのですが、ビンテージもので、もうすでにいい色合いになっているものは、それ以上色落ちさせたくない、ということらしいのです。

★ビンテージものは蛍光剤なしの洗剤や石けんで…


 ビンテージもののジーンズは、新しい時期よりもずいぶん染料が落ちているので、4~5回洗ったからといって、色が激変することはありません。蛍光剤の入った洗剤を使うと白く染まって、藍色が薄く見えてきますが、蛍光剤の入っていないものを選べば大丈夫なんです。合成洗剤でも蛍光剤の入っていないものがありますから、表示をよく見て選んでください。

 ずいぶん前に、ジーンズのCMで、お湯を入れたバスタブにジーンズをはいて入り、ブラシに石けんをつけてゴシゴシ洗っているワイルドなシーンを見たことがあります。確かに、石けんはどれも蛍光剤が入っていませんから、ジーンズの色落ちを気にしている方にはお薦めです。私の友人のご夫君は、ビンテージジーンズを数本持っているのですが、いつもの洗濯には合成洗剤でも、ジーンズだけは石けんを使っています。それがビンテージジーンズマニアのこだわりなのだそうです。

 どんな衣類でも、清潔にすることで長持ちしますから、石けんだろうが合成洗剤だろうが、適切に使ってキチンと洗ってくださいね。

2009年05月28日
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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-04-21 00:24 | 洗濯・石けん


漫画家・エコロジストの赤星たみこが贈るラクチンエコ


by akaboshi-ryuu-ego

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