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冷蔵庫いらずで冷た~いお茶

f0322969_10563019.jpg夏は冷たい麦茶や清涼飲料水をたくさん飲みます。お子さんたちが夏休みで家にいると、冷蔵庫の開け閉めの回数も増えることでしょう。冷蔵庫のドアを開けると庫内の温度が上がり、それを元の温度に戻すために冷蔵庫はフル稼働し、電気を余計に使ってしまいます。

 うちでは飲み物に関してだけでも冷蔵庫の開閉回数を減らそうと、いろんな工夫をしてみました。

 まず第一に、魔法瓶の活用です。魔法瓶と言うと小さいものを思い浮かべる人も多いでしょうが、いわゆるエアーポット、フタを押すとお湯が出てくる2~3リットル入るものが最適です。これに冷たいお茶を作って入れておくと、冷蔵庫をいちいち開けなくてもいつでも冷たいお茶が飲めます。

 冷たいお茶の作り方は以前ご紹介したペットボトルを使ったやり方が簡単です。このときは持ち歩き用に小さなペットボトルで作りましたが、家にいるときは2リットルくらいの大きなペットボトルで作るといいかもしれませんね。

 魔法瓶に氷を一緒に入れておくと、お昼前に作ったお茶を翌朝も冷たく飲めました。氷は小さくなっていましたが、まだ溶けきってはいませんでしたよ! 魔法瓶って、本当に魔法みたい! と感激しました。

★冷凍ペットボトルを活用

 ただ、いくら翌朝までもつとはいえ氷は徐々に溶け、お茶が薄まってしまいます。そこで考えたのが、凍らせたペットボトルを入れるという技です。ペットボトルをそのまま入れられる大きな魔法瓶がうちにはなくて、普通の水差しを使いました。

 写真のように水差しにお茶を作ってある程度冷たくしたら、そこに凍らせたペットボトルを入れます。この場合はペットボトルに水を8~9分目くらい入れて凍らせてください。口まで一杯にいれて凍らせると、膨張して割れる場合があります。

 さて、これだと時間が経ってもお茶が薄まらなくて美味しく飲めるのですが、それだけではありません。私はこの水差しを保冷バッグで包みました。保冷バッグはお店でもらったものの再利用です。最近はケーキなどを買うと保冷バッグに入れてくれる店が増えましたが、これって取っておくとすごく便利なんですよ。

 さらに、保冷バッグだけでなく、発泡スチロールの薄いシートも使って二重構造にしました。そうしたら! 本物の魔法瓶には負けますが、朝作って夜まで冷たさが保たれたんですよ! しかも、時間が経ってもお茶は作りたての濃さ! う~ん、美味い!

 お茶を飲みきった頃にはペットボトルの氷も溶けていますが、また冷凍庫に入れておくと、翌朝お茶を作るとき使えます。水差しの中に直接入れるので、必ず洗ってから入れてください。凍っているとうっかり油断しますが、どんな場合も手洗いはきちんと、しっかり洗ってお茶作りをしてくださいね。

2011年08月11日
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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-08-11 00:00 | エコ全般

ため水&窓拭きグッズでカビ予防

f0322969_10361779.jpg夏はシャワーだけで済ませる人も多いと思います。シャワーってお湯が出るまでに時間がかかり、どうしても最初は冷たい水が出ますね。うちではそれをバケツにためています。そして、このため水をカビ取りに使っているんです。

 「えっ、水だけでカビ取り? できるわけないでしょ! 専用の薬剤を使わないとムリムリ!」なんて思わないでください。冷たい水をかけるだけでカビは生えにくくなるんですから。やり方はいたって簡単。お風呂が終わったら、その冷たい水を壁や床にかけるだけ。なんと、これだけで浴室のカビの発生が激減するんですよ!

 カビは「水分・栄養・温度」の三要素があればぐんぐん繁殖します。シャワーや浴槽のお湯はだいたい37~40度で、カビの発生に最も適した温度です。シャワーの最初に出る水は冷蔵庫や冷凍庫ほど冷たいわけではありませんが、カビ繁殖に最も適した温度よりはるかに低いのです。これで、三要素の中の「温度」が一つ消えました。

 それから、水をかけるだけでも、壁と床に付いた石けんや汚れが流れていきますから、「栄養」もこれで消えました。

 三要素のうち二つが消え、これでカビも繁殖しにくくなるというわけです。実際、浴室に窓のないマンション住まいの友だちが、この方法をとるようになってからカビが激減したと喜んでいました。

 でも、これだけでは「繁殖しにくくなる」「減った」というだけで、カビがまったく生えなくなる、というわけではありません。

★毎日「ちょこっと」掃除

 三要素の最後の一つ「水分」を消し去ろうではありませんか! 水分を消すということは、要するに乾燥させるということです。うちでは乾燥させるために、窓を開けたり、換気扇を回したりしています。でも、すべてのお宅でこれが出来るわけではありませんよね。窓がないとか、防犯上開けられないとか。

 そんな場合には、窓拭き用スクイジー(ゴムの付いたT字型の掃除用具)をおすすめします。うちの浴室にも一本置いてありますが、お風呂から上がるとき、このスクイジーで壁と床をぬぐって水滴を落としておきます。すると2~3時間で床までカラカラに乾いてくれるんです。しかもゴムベラと同じで、多少の汚れもこすり落としてくれます。おかげでうちはお風呂場の大掃除をしたことがありません。毎日ちょこっとぬぐっていると汚れが蓄積しないんです。

 それから、カビとなると専用のカビ取り剤の使用の是非がよく話題になります。エコの人の中には「あまり使いたくない」「いや絶対使うな」という人もいます。確かに強い薬品が使われているので、手が荒れたり(浴室の壁や排水パイプの表面も荒れます)、頭が痛くなったりします。毎日使うモノではないと思います。でも、あまりにもたくさん繁殖したカビをいったん徹底的に落すためには使ってもいいじゃないか、と私は考えています。一度、徹底的に落とし、あとはこの「水分、栄養、温度」を絶つ方式をとれば、専用薬剤を使うのは数年に一度くらいの頻度でOKです。うちは15年ほど前に買ったカビ取り剤がまだあります。効果があるのかないのか、ちょっとわかりませんが、それでもうちのお風呂はカビがほとんどないので「ま、いっか!」なんて思っています。

2011年07月21日
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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-08-08 10:30 | エコ全般

町おこしは、きれいな川から

f0322969_1071735.jpg 「日本水大賞」は、地球上の水環境を良くするために活動している人たちに贈られる賞です。名誉総裁は秋篠宮殿下、委員長は毛利衛さん。私も審査員の一人として、13年間にわたり携わっています。

 毎年、市民団体、学校、企業、自治体などからたくさんの応募があります。みなさん素晴らしい活動をなさっていて甲乙つけ難く、審査は毎年難航します。今年も選考に時間がかかりましたが、ようやく各賞が決まり、6月21日に授賞式が行われました。

 今回の大賞は、「水辺に人が集まるまちづくり~吉野川をはさんだ水際交流拡大プロジェクト~」という、大変有意義なものでした。川をきれいにするだけでなく、観光客まで呼び込むという活動ですから、町おこしに大きく役立っているのです。

 これは「特定非営利活動法人・新町川を守る会」(徳島市)の活動です。この会は、もともとは汚れた新町川を再生させるために1990年に設立されました。高度成長期のころ、新町川は工場排水や家庭排水で汚れが進み、魚もいなくなったそうです。その惨状を見かねた市民から「自分たちで汚した川は自分たちの手で再生しよう」という声が生まれ、その後ずっと地道な活動を続けてこられました。最初は有志だけの集まりから、次第に自治体や企業の協力も得られるようになり、活動は大きくなっています。

「川は、人に見られるほど美しくなる」

 河川の清掃だけに留まらず、釣り大会やサミットの開催、周遊船運行など、観光客も喜ぶ活動が盛りだくさんです。周遊船は昭和初期まで交通手段として使われていた撫養むや航路を復活させたもので、美しい川とその周辺の文化を体験してもらうために実施されていますが、始めた当初は年間100人に満たない乗船数だったとか。今は年間5万人を越えるそうです! 地道な活動をコツコツと長く続けてこられた成果がここに実っていますね! 他にも「吉野川フェスティバル」を開催すると3日間で5万人もの観光客が訪れるそうで、これはすごい集客数だと思います。

 私が特に素晴らしいと思ったのは、観光客や来訪者の滞在時間を増やすためのさまざまな工夫です。エコというと、「とにかく利益を度外視して崇高な精神だけでやり遂げるもの」、と思われがちですが、それでは何事も長続きしません。ただ環境を良くするだけでなく、見に来てくださる人を増やすことも大事なのです。

 その一つとして、撫養航路の乗船料が片道100円(保険料のみ)なのに、往復だと1000円という面白いシステムがあります。これは終点で降りてもらい、町を散策して欲しいという願いから作られた料金システムなのです。こういう小さな工夫が町を歩く人や川を見てもらう機会を増やします。

 「川は、人に見られるほど美しくなる」という言葉が、応募書類にありました。まさにその通りで、毎月二回の清掃活動を目の当たりにすると、会のメンバーでなくてもごみを拾う人が増えていきます。かつては魚も住めないほど汚れていた川に30種類もの魚が戻り、今では大きなクロダイも釣れるそうです。

(2011年06月23日
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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-08-04 10:02 | エコ全般

お風呂グッズでファンヒーターいらず

f0322969_1856753.jpgこれから先、ますます節電が必要になってきます。ここでもいろいろなアイディアを実践し、お伝えしようと思います。

 冬の間、我が家で一番電気を食っていたのは、足元のファンヒーターではないかと思います。超冷え性の私は、仕事机の下に小さなファンヒーターを置いて、長時間使っていました。私の言う「長時間」は、断続的ではあるものの、一日8時間以上です。仕事中は一日15~20時間は机に向かいますから……。

 ヒーターを使うたび、小さいからそんなに電気を使ってないはずだ、脚を冷やすと身体に悪いし、仕事の効率も落ちるし……などと言い訳していました。でも、ヒーターや電熱器は、実はエアコンよりも電気を食うのだそうです! 「エアコンにすればいい、湯たんぽを使えばいい」と思いつつ、膝から下の頑固な冷えに負け、どうしてもファンヒーターに頼ってしまう毎日。

 しかし、3月11日の東日本巨大地震以来、足元のファンヒーターを使っていません。今まで何度も使わないようにしようと、いろいろなチャレンジをしてきたのにダメだったこの私が、ファンヒーターを撤去できたのです! 

 救世主はお風呂グッズでした。お風呂の床に敷く発泡スチロールのマットを椅子に設置しただけで、暖かくてビックリ! お風呂マットは長さが100センチほどあるので、座面から床まで垂らしました。こうするち、膝下のふくらはぎ側が発泡スチロールに触れます。これが暖かさを生むのです!

 ひざ掛けをかけただけでは脚の裏側(ふくらはぎ側)が寒いですよね。下半身を毛布などでぐるぐる巻きにしてもなんとなく冷える、という方、ぜひお風呂マットを使ってみてください。発泡スチロールの箱に触れたときにほんのり感じるのと同じ暖かさをふくらはぎに感じます。

★ウレタンシートで挟み撃ち!

 これだけでも大きな進歩でしたが、次に、湯たんぽをもっと効率よく使えるよう工夫してみました。これもまたお風呂グッズ、「お風呂保温シート」が大活躍です!

 お湯を冷まさないために、浴槽に浮かべて使う保温シートです。ウレタンのシートにアルミを貼ってあり、保温力バツグン。これを膝掛け毛布の上に乗せてみたのです。そうしたら、まあ、これもまた、驚くほど暖かくなりましたよ! 

 これまでは湯たんぽを使っても足の裏だけが熱くて、膝やスネやふくらはぎは冷たいままでした。でも、この二つのお風呂グッズのおかげで脚全体がポカポカになり、ついにファンヒーター撤去という快挙を成し遂げるまでになったのです!

 夫の方はというと、仕事中は寝袋を使っています。いえ、寝てるんじゃないですよ。腰から下を寝袋にいれ、机に向って仕事しています。中には湯たんぽをいれ、そのぬくもりを求めて猫も1匹入っています。猫と湯たんぽでホカホカだそうです。

 お風呂グッズはお風呂で使うモノ、寝袋は寝るとき使うモノ、という固定観念を捨ててください。生活に合わせていろんな工夫をしましょうね!

2011年03月31日
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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-07-24 00:00 | エコ全般

エコカー、批判が改良の種に

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エコカーが売れているというニュースを見ると、隔世の感があります。次に買うなら私もエコカーだと思いますし、その話をしても周りから反対の声や懐疑的な声は上がりません。時代は変りましたね!

 1993年の話ですが、友人の漫画家が車雑誌の取材で東京モーターショーへ行き、こんな感想を話してくれました。

 「今年はエコカーが出ていて、地味だったんですよー。編集の人もつまらないって言ってましたよ」

 1993年は私が引越しをした年なので強烈に覚えています。初めてエコ関連の本を出したのもその年。しかも悲しいほど売れなかったから、さらに強く記憶に刻まれています。

 あれから20年近く経ちました。その間、ずっと不景気の波をかぶっていた日本の若者は、「省エネはいいことだ」「エコは推進すべき」という言葉を聞いて育っています。昭和の時代の若者とは車に対する思い入れがまったく違うようです。エコ全般に関しても考え方がずいぶん変りました。

★かっこよさは“速さ”より“エコ”

 10年ほど前だったでしょうか、「次に車を買うときはエコカーにしたい」とコラムに書いたとき、すぐに批判のお手紙がきました。「ええっ、なんで批判が?」と驚きませんか? 当時は「エコカーなどの新しい車を買うより、今乗っている車に丁寧に乗ることの方が大事だ」「オートマ車よりマニュアル車の方が燃費は良い。エコカーはムダだ」というような批判をする人が多かったのです。そういう批判があったからこそ、エコカーの開発者もエネルギー効率をどんどん高めていったのでしょうし、技術革新も進んだのでしょう。

 また、以前は「環境にいいと言われていても、本当にそうかどうかはわからない。そのデータは正しいのかどうか検証しろ」というような批判も多かったのですが、今は「本当に正しいのかどうか」を議論するのではなく、「エコにいいものならどんどん使いましょう」という考えの人が増えてきています。何の検証もせず、ただ「エコだから」という理由でやみくもに受け入れるのはよくありませんが、それだけ切羽詰ってきているのでしょう。

 エコカーはニュースでも取り上げられる回数が増え、信頼性が高まりました。昔の若者は「速い車イコールかっこいい」と感じていたものですが、若い世代は「エコカーがかっこいい」というふうに、価値観が移行しています。

 景気がいいときでも省エネはすべきことですが、この不景気でエコが推進されるのは、悪いことではない……と思います。

2011年01月13日
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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-07-13 00:00 | エコ全般

冷房の効率アップに掃除・風・ハッカ油

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 今年の暑さは格別ですね! 猛暑日も増え続けているし、熱中症の発生件数も増えています。消防庁の発表によると、8月1日までに21,032人が熱中症で搬送されたそうです。私の記憶にある限り、一番多い人数だと思います。それだけ暑い夏なのでしょう。

 ここまで暑くなると、冷房を使わざるを得ない状況になってきます。もちろん、風通しを良くして打ち水をしたりスダレを使ったりと、冷房を使わない家庭も多いでしょうが、もうそれでは対応できない地域、状況の方もいると思います。なるべく省エネを心がけながら、熱中症にもならないよう、上手に冷房を使いたいものです。

 まず、冷房の効率アップには何が必要か。真っ先にやるべきことは、フィルタの掃除です。フィルタがホコリで目詰まりしていると、それだけで余分な電気がかかります。掃除をすれば約5~10%の無駄が防止されるそうですよ! 最低でも2週間に1度はフィルタのホコリを取りましょう。(と言っても、なかなかやらないのがフィルタ掃除。小まめに掃除するにはリュック式掃除機をご覧ください。ラクチンですよ!)

 エアコンの室外機に直射日光が当たるとそれだけで効率が下がりますから、スダレなどで遮光しましょう。回りに物が置いてあると空気の流れが悪くなってこれも効率ダウンですから、周りを片付けること。

 窓にカーテンやブラインドで遮光するのも基本中の基本。スダレを窓の外にかけて、窓ガラスやサッシ全体を熱くさせないことも大事です。

★風を当て、体感温度を2度下げる

 それから、うちでは仕事場の冷房効率を最優先させて、机のレイアウトを変えました。以前は窓の近くに夫の机があったのですが、今年は冷房の冷気がダイレクトにあたる場所へ移動。普通、冷房の冷気が直接あたると、女性なら寒すぎて冷房病になったりしますが、夫の場合、北海道出身でしかもメタボ体形という超暑がりなので、直接冷気でも全然平気。むしろそうしてもらわないと汗だくで仕事にならないのです。

 さらに、冷気だけでなく扇風機も併用して、風が当たるようにしています。人間は風が当たったときと無風状態では体感温度が2度くらい違いますから、これで設定温度よりも低い室温に感じるはずです。

 実際、扇風機を使うようになったら、今まで冷房の設定温度を勝手にガンガン下げていた夫が、私の設定した温度でも文句を言わなくなりました。これにプラスして濡れ手ぬぐいでも首に巻いてもらおうかと思っています。濡れた手ぬぐいに風が当たると本当にスーッとしますからね。そうだ、この濡れ手ぬぐいにちょっとハッカ油をつけてみよう! 清涼感のある香りがさわやかだし、実際にハッカ油はスースーして涼しいし。

 さあ、みなさんも今年の猛暑を、エアコン掃除と扇風機とハッカ油で乗り切ってください! みんなで頑張りましょう!

2010年08月05日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-06-21 00:54 | エコ全般

便利です!紙のミニゴミ箱

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★小箱を作って、家中で“ちょい捨て”

 新聞の折込チラシなどで作る小箱を知っていますか? 作り方はとても簡単。四つ折りにして、折り紙の鶴を折るようにして……と、作り方は言葉で説明するよりも、イラストを見てもらった方がいいですね。

 このチラシで作る箱は、テーブルの上に置いてちょっとしたゴミ箱として使ったり、事務机の引き出しに入れて小物の整理に使ったりと、いろんな使い方ができます。

 うちではもっぱら“ミニゴミ箱”として使っているのですが、これがもうとても便利! 仕事机の上に置いて大量に出る消しゴムカスを入れたり、洗面台に置いてブラシについた髪の毛を取って入れたり、台所でも野菜クズを入れたりと大活躍。どうせ捨てる紙で作ったゴミ箱、中身もろとも可燃ゴミの袋に入れればいいので、何かとラクチンです。

 特にお勧めしたいのは、台所の生ゴミ入れです。「生ゴミって水気が多いから紙がすぐ破れるのでは?」と思うかもしれませんが、いえいえ、乾いた生ごみも結構あるんですよ。例えば玉ねぎの皮。あの薄い茶色の皮はむいただけでは濡れていません。が、排水口にセットするゴミ受けのバスケットに入ると、上からどんどん水が流れていき、せっかく乾いていたものもびしょぬれです。

 排水口にゴミ受けがセットしてあるので、生ゴミをどんどん流して、あとで生ゴミ用のバケツに入れたり、大きなゴミ袋に入れるという家庭も多いと思います。でも、これだと水は生ゴミを通して流れていくわけで、排水がその分汚れます。

 また、生ゴミも水分を余計に含んで重くなり、汁気がゴミ袋からもれるなど、ちょっと面倒なことが多くなります。水分が少ないほうが生ゴミの処理は楽ですから、私はこの紙箱を生ゴミ入れとしてお勧めしたいのです。

★キッチン排水、流れる先は「東京油田」!?

 生ゴミはできるだけ乾燥させたほうが、ゴミ処理場で焼却しやすくなります。また、自宅のコンポスターで処理する場合も、水分が少ない方が悪臭や虫が発生しにくいなどのメリットがあります。うちでは庭に置いたコンポスターで生ゴミを処理していますが、紙箱を一緒に入れることもあります。紙は分解されるのにやや時間はかかりますが、最終的には微生物が分解してくれるのです。

 機械で生ゴミを処理する場合は、紙箱は入れない方がいいでしょう。生ゴミだけ処理機に入れて、使用済みの紙箱はゴミ袋へ。または何度か使い回しもできます。

 食器の汚れをゴムベラでこすり落としてから洗う場合、その汚れを直接排水口へ流さず、紙箱で受けておくと、これも下水処理場の負荷がグンと下がります。

 最近、「東京油田」という耳慣れない言葉を聞きました。これは東京都区部の下水に含まれる油分のことだそうです。ちょっと古いデータですが、平成13年度の東京都区部の汚水排出量は11億トンを超えます。また、そこに含まれる油分は3万9千トン以上。住民一人あたり年間約5キログラムの廃食油を下水道に流している計算になるとか。下水処理費用はなんと200億円以上。下水に固形物の汚れや油分が多いと処理費用も上がります。

 下水に流れていく排水を少しでもきれいにすると、処理費用も安くなります。ぜひ、排水口に汚れを流さないよう、それを手助けするグッズとして紙のゴミ箱を使ってみてください。

2010年05月13日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-06-09 00:09 | エコ全般

ブラは捨てずにリサイクル

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 ブラジャーがリサイクルできるって知っていましたか? 新聞・雑誌、ペットボトルや空き缶はわかるけど、ブラのリサイクルなんてあるわけないでしょ、なんて思わないでください。なんとブラもリサイクルに出せるんです! 

 着物のリサイクルだと、古着屋さんで着物を買ってきてそれをまた着る、というリサイクルがあります。ブラジャーもまさかそんな風にリサイクルするの?と一瞬びっくりしたのですが、そうではありませんでした。なんと、古いブラがまったく新しい素材として、新製品に生まれかわるのです。

 これは下着メーカーが取り組んでいるエコ活動の一つ。不用になったブラを回収してRPF(固形燃料)にするという活動をワコールとトリンプが実施しています。トリンプの場合はさらに「リサイクルボディ」というものにも取り組んでいるそうです。

 リサイクルボディというのは、これがまたとても興味深いエコグッズです。ブラジャーから金属部分を除き、細かくした布を樹脂と混ぜ合わせて、それでマネキンを作るのです。この樹脂も石油系プラスチックではなく、生分解性プラスチック(生物由来のプラスチック)と混ぜて作るのだそうです。生分解性プラスチックは、耐久性が弱いのが難点でしたが、これにブラジャーの繊維を混ぜることで強度が増すということです。
ブラジャーでつなぐエコ心

 でも、ブラのリサイクルって、下着を人目につくところに出すのは恥ずかしいし、どうやって回収するのかしら?出す人はいるのかな?と不思議だったのですが、そこはちゃんと考えてあるんですね。

 まず、ブラはどこに出してもいいのではなく、ワコールやトリンプの取り組みに協力してくれる店舗に持って行かねばなりません。そこで不用のブラ専用回収袋をもらい、それに入れて出すのです。この袋はしっかり密閉できて、中身は絶対見えないようになっています。集まった袋は鍵付きの引き出しに保管され、その時点で誰のものがどの袋に入っていたかなどはまったくわからなくなっていますから、女性の皆さん、安心して出してくださいね。ちなみに、トリンプはどこのメーカーのものも引き取ってくれるそうです。

 今年の実施期間は、ワコールが2月から、トリンプが3月からだそうですが、メーカーによって実施期間が違いますので、ホームページで確認してください。どこで実施されるのかも記載されています。 

 ブラジャーって、美しいレースや可愛いリボンがついていたりします。縫製も丁寧だし、捨てるに捨てられない、という女性は多いはずです。でも、役目を終えたブラを捨てずにリサイクルに出すと、なんだかすごく嬉しい気分になりませんか? 

 リサイクルボディを作っている工場へ見学に行って、一度見せてもらいましたが、表面はつるつるしたプラスチックなのに裏側にレースやリボンの端切れがかすかに見えていました。この繊維が生分解性プラスチックをしっかり固めてつないでいるのです。ブラジャーが、エコな心をつなげているんですね!

◆ワコール http://www.wacoal.jp/braeco/
◆トリンプ http://www.triumph.com/jp/ja/ew_brc.html

2010年03月25日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-06-02 00:38 | エコ全般

自前のお弁当箱で、ごみダイエット

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 10月17日のエコイベントで久々にお目にかかった崎田裕子さんは、私のエコ師匠です。崎田さんは1999年に「だれでもできるごみダイエット―わが家のごみ徹底減量法」という本を書き、その後は環境ジャーナリストとして活躍されています。

 ごみを減らすことは私も趣味なのでコツコツ減らしていますが、崎田さんは実証主義で、家庭のごみの重さを量り、どうしたら何が何グラム減ったのかを克明に記録しています。私のようなズボラな「なんとなく減りました~」ではないんですね。元編集者であり、環境ジャーナリストの面目躍如です。

 さて、17日のイベントで、崎田さんは面白い話をしてくださいました。崎田さんの事務所は新宿区にあり、そこに勤めるスタッフが近所のお弁当屋さんで昼食を買ってきて食べているのだそうです。それは別にかまわないのですが、数人のお弁当ガラはけっこうかさばるごみになってしまうのです。忙しい毎日の崎田さん、スタッフの方たちも忙しい、というわけで、ごみ減量のためにあることをしたんですね。

 崎田さんはスタッフの人数分のお弁当箱を買い、「お弁当を買うときはこの容器に入れてくれるよう頼んでみてください」とスタッフに伝えました。そして、スタッフとみんなで近所のお弁当屋さんに頼みに行ったのだそうです。

 すると、お弁当屋さんの中には「それは面白い試みだ」と、喜んでやってくれるところがあり、スタッフの方たちは今ではお弁当箱にお店の海苔弁や鮭弁を入れてもらって買っているのだとか。

★容器を使わずコストダウン

 素晴らしい~~! お店によっては嫌がるところもあるかもしれませんが、「面白い」と言って賛同してくれるところも確実にあるんです。そのおかげで崎田さんの事務所ではごみが激減したし、お店側にとっても容器にもコストがかかっているわけですから、経費削減にもなります。

 もちろん、客が持ってきた容器に中身をつめることを拒否するお店も当然あります。すべてのお店がこれに賛同してくれるわけではないと思います。でも、昔は鍋を持って行って豆腐を買ったり、一升瓶に醤油を入れてもらったりと、自前の容器で物の売り買いが成立していました。それを少しずつ復活させていくのは悪いことではないと思っています。

 確かに使い捨ての弁当容器は便利です。でも、使い捨て文化はもう古くなっています。まだ使えそうな容器を捨ててしまうのは本当にもったいない。

 自分の容器を使ってもらうためには、清潔が一番大事です。自分の作った料理をつめて使うときだってもちろん大事ですが、もし自分の洗い方が悪くて雑菌が繁殖して食中毒をおこしたとしたら……。お店には罪が無いのに、ものすごく迷惑を掛けてしまいます。お店の人が快く中身をつめてくれることに感謝して、絶対に迷惑がかからないよう衛生面ではきちんと気を使わねば! さすが崎田さん。いいアイデアをありがとうございました! 私もお弁当箱、持っているから活用します!

2009年11月05日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-05-14 00:47 | エコ全般

ゆるく自然体で「エコ」を実践

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 10月は3R(*)推進月間です。10月には全国でエコ関連の講演などがよくあるのですが、千葉県でも面白いイベントがありました。10月17日、千葉ポートアリーナに、「ふろしき研究会」代表の森田知都子さん、環境カウンセラーの崎田裕子さん、モデルで俳優の城戸廉さんのトークショーがあったのです。森田さんも崎田さんも、私のエコの師匠です。さっそくお話を聞きに行ってきました。

 城戸廉さんは、環境問題を鋭く突いた映画『夢の島』に出演したことから、このトークショーに出演することになりました。お話を聞くと、彼は子どものころからレジ袋はもらわない生活をしているそうです。すごい筋金入り! と思ったら、そういうバリバリのエコロジストというわけではなくて、単に昔からそういう習慣が無かっただけなんだそうです。お母様の祖国フランスに帰ると、向こうでは誰ももらってないから、もらうという習慣が身につかなかったんですって。おお、なんだかそういうのってゆるくていいですね! 

 そして、モデル仲間や俳優仲間の若い人たちの間でも、レジ袋をもらわない人がどんどん増えているという話でした。若い人の間で、環境に配慮することが特別のことではない、普通のことになってきているなあと実感しました。
 
★楽しくてためになる3Rを推進!

 そして、お隣に座っていた森田さん。彼女のこの日の衣装は、鮮やかな色のスカーフをまとい、ステキだなあと思っていたら、なんとそれは風呂敷でした! 風呂敷も今はいろんな柄や素材があって、和風のものだけではないんですね。そのスカーフ、いや風呂敷で荷物を包み、城戸廉さんに持ってもらうと、かっこよく壇上をモデル歩きしてくれましたよ。

 8月6日掲載の「風呂敷が肩掛けバッグに変身!」で、風呂敷の利用法をご紹介しましたが、実は今、ファッション業界でも風呂敷はトレンドだそうです。そういえば若いモデルの女の子たちが可愛い模様の風呂敷を持って歩いているのを雑誌でも見かけました。和風の模様なら当然、浴衣にも合うし、最近のポップな模様は洋服にも合います。イラストのように結ぶと、物がたくさん入るし、とても便利です。旅行でもスーツケースの中を整理するのに風呂敷が便利。衣類、下着類、洗面道具類など、分けて包むことが出来ます。モデルの方たちは旅が多いので重宝しているそうです。

 というわけで、森田知都子さんのアイディアをご紹介しましたが、崎田さんのアイディアもまたすごいものがありました。それは次回のお楽しみです。

 3R推進月間って、なかなか知られていなかったけれど、多くの人が知って、こういうイベントにどんどん行ってもらいたいですね。楽しくて、ためになって、お得なネタがたくさんありますから。

 

 *Reduce(リデュース:減らす)、Reuse(リユース:再使用)、Recycle(リサイクル:再資源化)の頭文字を取ったもので、循環型社会を構築していくためのキーワード。

2009年10月29日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-05-13 00:44 | エコ全般


漫画家・エコロジストの赤星たみこが贈るラクチンエコ


by akaboshi-ryuu-ego

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