カテゴリ:エコクッキング( 14 )

ミカンの皮を干して、ゴミ激減!

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 普通、どの自治体も夏になると燃やせるゴミの量が増えると言われています。スイカの皮がその一因だそうです。水気の多い厚い皮は、重くて燃えにくくて厄介なゴミ。だけど、うちではその皮をカレーや煮物にするので、実は夏になっても生ゴミは増えません。

 しかし、秋から冬にかけてはミカンの皮が出るんです! これがけっこうな量で、うちのコンポストはミカンの皮で、すぐにいっぱいになるのが今までの常でした。もちろん、皮を入れたらスコップでざくざく突いておくので、小さく千切れて特に問題はないのですが、やっぱり量が多いのは気になります。

 そこで考えたのがミカンの皮を干すこと。干すといっても面倒なことはなくて、ざるに広げて外に出しておくだけ。水分が少し飛ぶだけで重さは軽くなります。コンポストに入れる生ゴミは出来るだけ水分を飛ばしておいたほうがいいので、乾燥したミカンの皮をそのまま捨ててもOK。うちでは布の袋に入れてお風呂に入れたりもします。せっかく乾燥させたのに、またぬらすので重くなりますが、捨てる前に一仕事してくれるので、嬉しいですね。

 が、しかし、干したミカンの皮はカラカラになっていれば陳皮(ちんぴ)と呼ばれるものになります。これが漢方薬としても使われるほどの薬効があるのです! 捨てるのはもったいない! まず薬効としては血圧降下作用や食欲増進、咳止めなどがあります。香辛料の一つとしてカレーに入れたり、一味唐辛子に混ぜれば二味唐辛子になります。

★気が向いたら“ちょこっとエコ”

 ミカンの皮を口に入れるものとして使う場合は、干す前に皮のワックスを落としてください。石けんで軽く洗ったあと、よくすすぐこと。それから皮をむいて中身を食べます。残った皮は、白い部分は包丁でこそげ落としてから干します。ざるに広げるよりも洗濯バサミで一枚ずつ干したほうが完全に乾くと思います。

 本物の陳皮は数か月、太陽と風にあてて干すそうですが、うちではとりあえず1週間ほど干してカラカラになったものを密閉容器に入れて冷凍しました。使うときは細く切ってお茶に入れたり、モツ鍋に入れたりしています。これ以上、食欲増進してどうする! という気もしないでもないのですが、夫の高血圧にいいかもしれないので、たまに使っています。

 こういうものは、毎回必ずやらねばならぬ!と思わず、気が向いたときにやる、というのが長続きのコツです。ミカンを買ったら必ず陳皮を作らねばならない、と思わないで、ちょっと思いついたらやってみて、「ああよかった、ゴミが減ったわ」と嬉しく思うだけでいいのです。

 陳皮作りやマーマレード作りを紹介すると、「でも、毎回出来ないし…」と言われたり、「偉いわねえ、そこまでやるなんて。うちはそんなに偉くないから……」と拒絶されることも多いのですが、いや、毎回なんて私もやっていません。または、1回やってみたけれど、次回からは面倒なのでやらない。やらない自分を「私ってダメだわ」と責める人もいるようです。そんなことないですよ! そのまま捨てる人も多いミカンの皮です。それは別に違反でもなんでもない、普通の行為です。ごくたまに、その皮を有効利用するのはいいことです。有効利用できないからといって自分を責めることはありません。気が向いたときだけ、ちょっとやってみてくださいね。面白いですから!

2010年02月18日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-05-28 00:27 | エコクッキング

塩漬け保存でしなびた野菜を一掃

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 余った野菜、どうしてますか?

 忙しいから、外泊が多いから、という言い訳をしつつ、うちでは野菜をちゃんと使い切る前に腐らせてしまうことが多々ありました。コンポストに入れるから許して~、なんて甘えたことも考えたり……。

 腐るまでいってないしなびた状態なら、カレーに入れて煮込むという手もよく使っていましたが、せっかくカレーを作っても、食べきる前に打ち合わせで外食、出張で二日いなくなる、となって腐らせてしまったこともありました。冷凍しておけばよかったのですが、しなびた野菜のカレーが冷凍庫にたくさん入っていて、なんとなく面倒になっていたのです。ああ、もったいない!

 しなびる前に使い切りたい、腐らせずに長期間保存したいと、ずっと思っていたのですが、いい方法を発見しました。

 野菜を買ってきたら、最初は普通に使います。余った野菜は、しなびる前に塩漬けにしてしまうんです! 塩漬けといっても、簡単なものです。野菜をざくざく切ってジッパー付きポリ袋に入れ、2~3パーセントの塩を振って軽くもんでおきます。水気が出たら袋の口から絞って捨てます。空気を抜いて平たくして口を閉じ、冷蔵庫で保存すれば、冬なら1週間はもちます。夏でも3~4日は大丈夫。冷凍庫なら半月~1か月はもちます。
 
★大根はペットボトルへ

 野菜を買ってきてすぐに半分の量を塩漬けにして冷凍しておく、ということもやってみました。すると、例えば生のキャベツ半分を使い切ったころ(大体1週間くらい)、塩漬けキャベツを冷凍庫から出して、そのまま肉野菜炒めに入れたり、解凍してから、ほかの胡瓜やトマトとあえてサラダにしたり。月の後半は冷凍塩漬けキャベツを少しずつ出して使うというローテーションになりました。

 それから、大根は乾燥を防ぐためにぬらした新聞紙に包んで冷蔵庫へ、とよく言われますが、うちではペットボトルを切ってその中に入れています。ペットボトルの上部をふたにしてかぶせておくと、1~2週間は瑞々しく保存できました。

 大根の葉っぱを切って売るお店が多いのですが、私は葉付きがあればそれを買うようになりました。これもざくざく切ってジッパー付きポリ袋に入れて塩もみしておけば、あとで何かと料理に使えるからです。私は大根葉を甘辛く煮て(この場合は塩が入っているので出汁と砂糖だけで味を付けます)、卵でとじるのをよく作ります。鰹節をまぶしても美味しいですよ。

 夫の実家のある旭川では、泥つきの大根を新聞紙に包んで雪の中に入れておくという方法をとる家もあるそうです。乾燥せずに美味しく保存できるとか。お餅もビニール袋で密封して雪の中に入れておけば、雪解け時期までカビもせず、美味しく保存できるそうで、これは多くの家庭がやっているとか。うらやましいですね。

 野菜の保存方法、ほかにもいろいろあると思います。今までムダにしてきた分を取り返したいと、今いろいろ工夫するようにしています。けっこうゲーム感覚で面白くなってきました。皆さんのアイディアもぜひ教えてくださいね。

2010年02月04日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-05-26 00:22 | エコクッキング

丸ごとおいしい「材料使いきりエコ」

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 最近のエコブームのおかげで、テレビでもエコの特集番組がずいぶん増えました。その中でも料理番組の「材料使いきりエコ」という分野に注目しています。要するに、生ごみとして捨てる部分をいかに少なくするか、というエコです。

 それを見て、今までうちでやっていたこともけっこうエコなんだな、と気づいた料理法がありますので、今回はそれをお教えいたしましょう。

 一つは、大根の皮の漬物です。捨てる部分を少なくするためには、大根の皮を薄く剥くという人も多いことでしょう。でもうちは、逆に、厚く剥いてそれを漬物にしています。これがとてもおいしい漬物なので、ぜひトライしてみてください。

 やり方は超簡単。大根の皮を厚く剥き、適当にざくざく切る。適当な大きさのビン(ジャムのビンでも佃煮のビンでも、何でもOK)に切った大根の皮を入れ、お酢と醤油を半々ずつ注ぐ。数時間から一晩くらい置けば出来あがり。風味付けにニンニクをひとかけら入れるとおいしい。

 大根の皮だけでなく、にんじんの皮でもOK。ニンニク以外にも生姜や鷹の爪を入れて味にアクセントをつけるとさらにおいしくなります。これは大根の皮を捨てない工夫だと思っていたのですが、義母に教えたらとても好評で、大根を買ったら真っ先に皮を剥いてこの漬物を作るようになったと言っていました。エコ料理というより、普通の美味しい一品になったようです。

★皮を剥かずに大根おろし

 それから、キャベツを千切りにするとき、芯の部分はどうしてますか? 私は芯の部分を切り取って、それだけ細かく切って味噌汁の具にすることもあります。または芯の部分をピーラーで薄く削いで、それをさらに細く切って千切りに混ぜたりもしています。シチューや鍋物に入れるときは、そのまま芯ごと入れて煮込みます。柔らかくなっておいしいですよ。

 ジャガイモをカレーや煮物に入れるときは、二つ割りか四つ割くらいに切っただけで皮を剥かずにそのまま入れています(芽だけはくり抜きます)。皮付きのままの方が煮崩れなくていいですよ。煮込めば皮も柔らかくなって舌触りも気になりません。子どものころ、皮と実の間が一番栄養豊富だと聞いた記憶があって、私は皮も昔から食べていたので気にならないのかもしれませんが。

 最後にもう一つ。さっき夫に聞いて驚いたのですが、夫は大根おろしを作るとき、皮を剥かずにおろしているのだそうです。それもここ数年、ずっと。私、全然気づきませんでしたよ。大根おろしって、あらゆる調理の中で、一番嫌いなことなので、いつも夫に押し付けていたのですが、こんな技を使っていたとは! 皮を剥いてからおろすほうが美味しいはずなのに、気づかなかったのは、酢醤油をかけていたからかもしれません。一度やってみてはいかがでしょうか? 酢醤油で食べれば、ホント、全然わからないですから。
2009年10月01日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-05-09 00:07 | エコクッキング

スイカをカレーに。エコというよりおいしい料理

f0322969_15474934.jpg さて、今回はスイカの皮の利用法です。実はスイカの皮はおいしい食材なんですよ。
皮を漬物にするというのはよく聞きますよね。でも、あまり大量には食べられません。漬物だとメインディッシュにはなりにくいですからね。

 うちではスイカの皮をカレーに使ったり煮物にしたりしています。
これがもう、おいしくておいしくて、今まで捨ていていたのがもったいない!と思うくらいです。これはエコクッキングというより、おいしい食材のおいしい料理法、つまり普通の料理です。

さて、作り方は簡単。
一番外側の緑色の硬い部分だけは薄くむいて捨てますが、白い水気たっぷりの部分を適当に切って煮物にしているのです。椎茸、油揚げと一緒に、だし汁、しょうゆ、砂糖で煮て味をつけます。これがもう、ものすごく美味!! 最初、「これって冬瓜みたいに使えないかな」と思ってはじめたのですが、そう、本当に食感は冬瓜のようで、誰に出しても「うまい!」「美味しい!」と大好評です。うちでは夏の定番料理になりました。

 また、スイカの皮をミキサーで細かく砕いて、それをカレーに入れることもあります。これもまた数年前からうちの定番メニューで、テレビの取材のときに出したら、皆さんおかわりをして食べてくれました。スタッフの方たちが全員、本気でおかわりしてくれるくらいだから、その美味しさ推して知るべし、です!

★皮は料理、赤い実はシャーベット

 あまりにも皮が美味しいので、うちでは実の人気が急落してしまいました。夫が「赤い実のほうはいらん、皮が食べたいんだ!」とわがままを言うくらいです。それで、赤い実のほうは、砕いて種を取り除き、冷凍庫で凍らせてシャーベットに。これで冬まで保存できて、一年中スイカが食べられます。

 最近、私の周りでは、「スイカを買ってくると食べきれないからあまり買わなくなったわ」という人や「皮がゴミになって重くて大変だから買わない」という人もいます。そんな人たちに「皮は料理に、実は余ったらシャーベットに!」と教えてあげたい!! 

 スイカの皮を「廃物利用」しているなんて思わないでください。これは新しい食材なんです。捨てるなんてもったいない。何度も言いますが、うちでは美味しいから使っているだけで、エコのことを考えているわけではありません。

 夏はどの自治体でもゴミの総量が増えて、その理由がスイカの皮だ、と聞いたことがあります。ああもったいない。ゴミとして捨てるなんて…。まあ私もこの料理法を思いつく前までは捨てていましたけどね。もったいないことをしました。今年の夏は、ぜひスイカの皮を食べてみてください。繊維質たっぷり、それに夏野菜は体の熱をとってくれる効果もありますからね、美味しくて健康にもいいんですよ。

そのうえで、ゴミも減るという、一石三鳥のすばらしい食材です!

2009年06月18日
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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-04-24 00:45 | エコクッキング


漫画家・エコロジストの赤星たみこが贈るラクチンエコ


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