カテゴリ:エコクッキング( 14 )

夏にピッタリ、スイカの煮物

f0322969_10394666.jpg以前、スイカの皮のカレーを紹介しました(「こちら」をご覧ください)。「スイカレー」と名付けていろんな人にお出ししましたが、みなさんスイカが入っていることに気付かず、でも「コクがあるね!」「まろやかだ!」とご好評いただいています。

 スイカでカレーというと意外性があって受けるし、美味しいし、すごくいい料理なんですが、実はスイカの皮は煮物にするのが一番好きです。スイカを買ってきたらすぐに皮で煮物を作るので、赤い実の方が余るくらいですが、余ったら余ったでシャーベットにするので大丈夫。

 さて、作り方をご紹介しましょう。

 まず、スイカを適当に切って実を食べましょう。皮がたくさん出ます。普通はそれを捨ててしまうわけですが、ああなんてもったいない! この皮が美味しいんです!

 スイカの皮の一番外側の硬い部分だけは、包丁でもピーラーでもいいので薄く剥いてください。カレーなら入っていてもさほど気になりませんが、煮物にするにはちょっと香りがきつすぎるのです。捨てる部分はそれだけ。

 食べ終わったスイカの白い皮には、赤い実も多少付いていますが、これはそのままでOK。赤い実が少し付いているくらいの方が爽やかな甘みが出ます。ひとつ注意してもらいたいのは、歯型が付いていると見た目が悪いので、スプーンを使って食べると、煮物にしたときにきれいです。

★美味しい割合“1・2・3”

 スイカの皮を食べやすい大きさに切り、鍋に入れます。あとは油揚げや椎茸など、普段と同じ煮物の食材を入れて、醤油や砂糖で味をつけて煮るだけです。今回、うちではぬるま湯で戻した高野豆腐を入れました。写真を見てください。赤い部分が少し残っています。でも歯型は付いていませんからね!

 今回の味付けは、酒、みりん、醤油、砂糖、ダシ汁でつけましたが、うちで作る料理の基本的な味付けは、酒:みりん:醤油がほぼ1:2:3、これに砂糖少々、という割合です。酒が大さじ1なら、みりんは大さじ2、醤油が大さじ3です。砂糖はご家庭によって甘口が好き、甘くない味が好きといろいろですから、適当に自分流の味にするといいと思います。あとは干し椎茸や鰹節や昆布でとったダシ汁と合わせて煮るのですが、ダシをとるのが面倒なときはうまみ調味料+水でも大丈夫。

 材料を鍋に入れて、調味料+ダシ汁を加え、柔らかくなるまで煮たらできあがり。今回は高野豆腐だけでしたが、これに椎茸や油揚げ、ひじきなどを組み合わせてもとても美味しくいただけます。シンプルに作って、食べる直前にごま油と一味唐辛子をかけてもいいですね! ほとんど冬瓜で作る煮物と変らない手順だと思いますが、うちでは冬瓜よりも歯ごたえがいいので好評です。

 このスイカの皮、白い部分はほとんどが水分だと思っていましたが、いえいえ、ミネラルや食物繊維が豊富です。体の熱を取る作用もあり、真夏にぴったりの食材です。今年の夏は冷房を控えるお宅も多いことでしょうから、スイカを食べて涼しくすごしてくださいね。

2011年07月28日
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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-08-09 00:00 | エコクッキング

野菜の搾りカスが餃子に変身!

f0322969_9503164.jpg前回、野菜ジュースの効能について書きました。夏が旬の生野菜や果物には、体にこもった余分な熱を取る効果があるので、夏の冷房を少しでも減らすには野菜ジュースを飲むのも一つの方策、というお話です。

 野菜ジュースは市販のものでもいいし、ジューサーを使って自分で作る方法もあります。電動のジューサーはこの節電の時代にそぐわないという方には、手動で絞るジューサーもあります(イラストを参照してください)。さらに、道具がなくてもおろし金でりんごを擦りおろし、布巾で搾って赤ちゃんに飲ませた経験を持つ方もいらっしゃると思います。葉もの野菜でなければおろし金を使う方法もありますね。

 電動でも手動でも、またおろし金でも、野菜を搾って飲むことで、いろんな栄養素を効率よくたくさん摂ることができます。ただ一つ、搾りカスが出るのが難点と言えば難点でした。

 たいていの方は捨ててしまうものですが、私はこの搾りカス、ときどき料理に使っているんです。ええっ、搾りカスを料理に!? と驚く方も多いでしょうが、これがなかなか優れものの食材なんですよ。

★刻む手間なく、味に深み


 最初に作ったのは餃子でした。ニラの粗みじん切りを加え、塩コショウ、ニンニク、醤油、オイスターソースで味をしっかりつけます。これを餃子の皮に包んで焼きます。元々、餃子のタネは細かく切った野菜を使います。ジューサーで搾ったものはとても細かくなっているので、刻む手間が省けて便利です。

 それから、カレーを作るとき、普通に作ったカレーに2分の1カップほど加えると、食物繊維を増やせます。しかもこれはとても細かな野菜くずですから、味がしっかりなじんでまろやかになります。作ったその日に二日目のカレーのような感じになるんですよ! 以前、スイカの皮のカレーをご紹介しました。皮をミキサーにかけて細かくしてから加えますが、あれと同じようなものだと思ってください。野菜が細かくなっていればいるほど、カレールーとのなじみがいいんです。

 他にも、シチューやポークビーンズなど、味を濃くして煮込む料理に野菜カスを入れると、味に深みとまろやかさがでます。しかも食物繊維がとても増えるので、お通じもよくなるし、健康増進にもひと役買います。

 うちでは冷蔵庫の中でしなびてしまった野菜があれば、すぐジューサーにかけて搾ります。りんごなどの甘い果物を足すと美味しくいただけます。搾った残りは料理に使えばムダがありません。

 「買ったけれど使わなくなった家電」の筆頭がジューサーだそうですが、搾りカスの始末が面倒という理由もあるのではないでしょうか。もちろん捨ててもかまわない部分なんですが、食材になると思うと、またちょっと使ってみようと思いませんか? 「カス」だと思うとちょっとイヤかもしれませんが、食材だと思えば利用法はいろいろ広がります。捨てずに使うと、ものすごくムダを省いたような気がして、ちょっと鼻が高くなるんです。

2011年05月26日
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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-07-31 00:00 | エコクッキング

お正月のごちそう“エコ保存”

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明けましておめでとうございます! 今年もゆるく楽しくのんびりとエコ生活を続けましょう! そのためには、あまり難しい理論を先行させるより、簡単で実践的なことをご紹介しようと思っています。

 さて、年末年始のごちそう責め、みなさんどう乗り切りましたか? うちは自宅とご近所での合同の宴会が続き、料理や食材がたくさん余りました。これを保存するのがまたひと苦労。ほとんどが冷蔵庫か冷凍庫行きですが、おいしさを長持ちさせるにはちょっとしたコツがあります。保存後に食べるときもちょっと工夫が必要です。

 冷蔵、冷凍どちらで保存するにしても、密閉容器が大活躍します。ほとんどの密閉容器がプラスチックですが、プラスチックと言ってもいろいろな種類があります。

 保存容器はPP(ポリプロピレン)を使っているものが多く、たいていは耐熱温度が120℃で、熱湯を入れても大丈夫。冷凍保存していたものを容器ごと電子レンジにかけてもいいということになっています。

 確かに、水ならいくら熱しても100℃にしかならないので、耐熱温度が120℃なら問題ありません。が、問題は油が多い食品です。油は加熱時間が長いと、PPの耐熱温度を超えてしまうのです! 油のついた面が耐熱温度を超えてしまい、容器がちょっと変質してしまった、という経験のある方はいらっしゃいませんか? 私も昔使っていた密閉容器が部分的に変色したことがあって、これは電子レンジを使った後のことだったと記憶しています。それ以来、電子レンジを使うときは必ずガラスや陶器のお皿に移してからにしています。

★ミニ容器でラップいらず

 少量残った料理や食材はラップでくるんで冷蔵庫に入れることが多いと思いますが、私は30年近くラップを買ったことがありません。20年ほど前に新聞の勧誘でもらったものをまだ、ちびちび使っていますが、ほとんど使わないのであと数年は持つでしょう。

 お皿に残った料理を保存するときは、ラップを使わず、別の皿を上に乗せてフタ代わりにしています。これはラップよりも密閉度が下がるので、逆に気をつけて、1~2日以内には食べ切るようになりました。

 他にも、ガラスや陶器のミニ密閉容器をいくつか持っています。本体がガラスや陶器で、フタはプラスチックで密閉できるようになっている容器です。これがとても便利! ひと口分だけ残った料理、料理の上にかけるタレ、薬味のネギなど、普通はラップを使うのでしょうが、うちはどれもミニ容器に入れています。ガラスや陶器の容器だと食卓に出したとき見栄えもいいし、電子レンジにかけるときも安心です。

 ラップを使わないメリットは何か、と聞かれると、その分不燃物ゴミが減ること、コンポストにいれる生ゴミにラップが混入しない、ということくらいでしょうか。ラップのゴミなんて量的にはわずかですが、ゴミを減らしているという意識がうれしいのです。あと、ラップで密閉したお皿の上には何も乗せられませんが、お皿でフタをしたものだと、その上にもう一皿乗せられる、というのはけっこう大きなメリットかもしれません。冷蔵庫のスペースが有効利用できますからね!

2011年01月06日
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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-07-12 00:00 | エコクッキング

時短・省エネ・美味! 電子レンジ料理

f0322969_22405932.jpg 電子レンジ、使っていますか? 私はかなりかたくななところがあって、「電子レンジのような調理器具では本当の料理はできない」と、生意気にも思っていました。28年前に電子レンジを買って、そのとき作った料理があまりおいしくなかったからです。
 特に、サツマイモはじっくり時間をかけて蒸した方がやっぱりおいしくなります。これはでんぷんを分解するアミラーゼという酵素が65~70度で一番よく働くので、この温度の時間を出来るだけ長くすると、サツマイモが甘くなるのだそうです。電子レンジで数分加熱するより、20~30分くらい蒸した方が甘くおいしくなるのはそういうわけだったのですね。

 しかし、つい最近、ある料理を作ってから、かたくなな私も考えを変えました。「ゆでキャベツの甘酢かけ」です。硬いキャベツの葉をゆでて、唐辛子とごま油を入れた中華風甘酢をかけて食べるもの。これがうちで一時ブームになり、ほぼ毎日作っていました。でも、「お湯を沸かす→キャベツをゆでる→お湯を捨てる」という工程、けっこう時間がかかるのです。お湯の量、キャベツの量にもよりますが、10分くらいかかります。

 しかも、せっかく熱くしたお湯を捨てなければならないのも、もったいない。もちろん、熱いお湯はキャベツだけでなく他のものをゆでて使いまわしたり、食べ終わったお皿にサッとかけて汚れを落とすのに使ったりもします。でも、それは食後なので、お湯は冷めています。なにかこう、すごくもったいないなぁ……と思っていたのです。

そこでようやく電子レンジの登場です。

★栄養が逃げないから野菜の味が濃い!

 キャベツをさっくりと大きめに切り、2~3分電子レンジにかけ、アツアツのうちに甘酢をかけます。あら熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やします。これが! お湯でゆでたときよりも味が濃くておいしいのです! 今までのかたくなな私の心はすっかり豹(ひょう)変し、「電子レンジ最高!」になりました。

 ピーマンの細切りをゆでて塩昆布で和える料理も、電子レンジの方が早くてしかもおいしくなりました。水に溶け出して損失する栄養分が、電子レンジだと損失しないので味が濃くなるのでしょう。うーん、電子レンジ様、今まで信じてあげなくてごめんなさい。

 ゆでてアクを取る必要があるものや、でんぷんのようにじっくり加熱した方がいいもの以外は、電子レンジの方が味が濃く、おいしくできると思います。

 最近のヒットは「シャキッと野菜の焼きそば」です。大きめの深い鉢に、市販の蒸し麺と、粗く切ったキャベツ、千切りにした玉ねぎとにんじん、えのきなどを入れ、塩コショウ、醤油、酒少々、ごま油、お好みでオイスターソースなどで味をつけます。手でよく混ぜて、ふたをして電子レンジで3~4分加熱するだけでおいしい焼きそばのできあがり! キャベツがシャキッとしておいしいです! この焼きそばには肉類はあえていれませんでした。肉は別の料理として出した方が、麺に肉の臭みがつかず、おいしいと思います。

 肉類は電子レンジにかけるとき、ドリップ(肉から出る汁)をうまく取らないと臭みが出ます。ドリップを受けてこぼすための工夫をするとおいしくなります。イラストを見てぜひやってみてください。

 おいしくて、しかも早い! 電子レンジは、時短、省エネ、ホントでした!
 
簡単!電子レンジレシピ100 いれて・チンして・できあがり
村上祥子/著 永岡書店/ 1029円
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ルクエ スチームケースで野菜たっぷりレシピ レンジでチン!するだけ
金丸絵里加/著 小学館/ 1260円
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体脂肪計タニタの社員食堂 500kcalのまんぷく定食
タニタ/著 大和書房/ 1200円
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2010年10月21日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-07-02 22:40 | エコクッキング

料理の美味な活用法、組み合わせ決定版!

f0322969_22380519.jpg 昨日は我孫子市で講演でした。手賀沼のある我孫子市では、家庭排水をきれいにするため、さまざまな工夫を凝らしています。講演前の雑談で、台所から食品や料理の汁をどれだけ流さない工夫をしているか、という話になりました。
 カレー鍋を洗うときはどうするか。私はゴムベラでこすり取ってから洗う、と言おうとしたら、「カレー鍋は出汁を入れてカレーうどんにしています」とのこと。おお、その手があったか! ゴムベラでこすり取るより、出汁を入れて全部食べきるほうがいいですね! しかも美味しいものが食べられるわけですし!

 他にも、おでんを作ったあとの汁が余ったら、それでおからを煮るという話も出ました。それは美味しそう! その方の家では、おからが食べたくなったらまずおでんを作るのだそうです。二段構えの調理法ですね。

 そういえば、うちもカレーを作るときはまずスイカを買ってくる、という二段構えです。普通にカレーを作るより、スイカの皮のカレー(スイカレーとうちでは言っています)のほうが美味しいからです。スイカレーの作り方はこちら」をクリック!

 他にもまだありますよ。夫が豚の角煮を作ったとき、余った汁に大根、シラタキ、豆腐などを入れて煮てくれました。これがまたすごく美味しかったんです! 以来、うちでは「肉なし肉豆腐」と呼んで、豚の角煮→肉なし肉豆腐というローテーションを生みだしました。このネーミング、なかなかヘルシーな感じもするでしょ?

 それから、すき焼きを作ったときは残ったものを深い鍋に入れ、ご飯と水を足しておじやにします。これは子どものころ母がよく作ってくれました。最近は「おじや」と言うより「リゾット」と言うほうが通りがいいかもしれませんね。チーズを足して和風リゾットと言うこともあります。

★鍋料理は薄味から徐々に濃く

 そうそう、これから鍋の季節ですが、鍋料理はまず味の薄いものから作るといいですよ。まず鶏の水炊き。水炊きは読んで字のごとく、材料を水で炊くもの。昆布などの出汁を入れたとしても、その汁には味が付いていません。翌日はそれに醤油や味噌などを足して味付きの鍋にします。翌々日はキムチ鍋かカレー鍋にします。だんだん味を濃くしていくと、前の日の鍋の印象がガラリと変ります。しかも、初日から煮ている材料の出汁が出て、どんどん深みのある味になって、美味しくなるんです。最初からキムチ鍋を作るより、水炊きから作ったほうが美味しいんですから、ぜひやってみてください。

 我孫子市の方の工夫も、聞いているだけで美味しそうでした。絶対今日はおでんを作ります。そして、おからを煮ます!

 料理の二次利用は、美味しくないとダメですね。私は時々「もったいない」だけが先行して、残り物料理ですごく不味いものを作ってしまうことがあります。それは貧乏臭い工夫です。残り物でちゃんと美味しく作ると、それは二次利用とかエコ料理というのではなく、ちゃんとした美味しい料理です。うっかりエコ先行になってしまう私は、ちょっと反省したのでした。

2010年10月14日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-07-01 00:37 | エコクッキング

採れすぎキュウリは浅漬けに

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 先日、昔懐かしい「喫茶店」に入ってきました。マスターがいて、常連客がいて、濃い目のコーヒーが出てくる……。まあこれは私の勝手なイメージですが、そのイメージぴったりの店を偶然見つけたのでした。

 さて、そこで常連客の1人が話していたことに、私はハタと膝を打ったのです。

 「家庭菜園でキュウリが採れすぎて、困ってるの」

 これ、私の姉の家でも同じことが起きています! 少しずついろんな種類を栽培するといいのでしょうが、始めて間もないときには加減がわからず、1種類の野菜だけものすごくたくさんできてしまったのです。姉のところでもせっかく収穫した野菜、食べきれなくて困っていました。

 喫茶店の常連客の方たちが「キュウリってたくさん食べられないよねえ」「そうよねえ」とうなずきあっているのを見て、私は思わず、「いい方法があるんですよ!!」と声をかけたくなりました。いえ、実際には店の隅のテーブルでじっとしていただけですが。

 キュウリがたくさん採れたとき、姉は漬物にしたのです。糠漬けとか塩漬けではなく、醤油漬け。もちろん糠漬けでもいいのですが、これは毎日かき混ぜないといけません。醤油漬けはできたものを密閉容器に入れて冷蔵庫保存すれば1~2週間はもちます。でも、姉によると美味しいので1週間で食べきっているとのこと。

★煮きった調味液に入れるだけ

 作り方は超簡単。キュウリ2~3本を輪切りにする。醤油、みりん、酢を鍋に入れて煮立たせる。熱い煮汁にキュウリを入れ、冷めるのを待つ。冷めたら密閉容器に移して冷蔵庫保存。食べるときには小鉢に盛り、そのままでもいいし、ゴマやミョウガの千切りをトッピングしても美味しい。

 調味料の割合は、お好みでどんな風にしてもいいのですが、目安としては醤油100ccにつき、みりん40cc、酢20cc。私はすっぱいのが好きなので酢を30~40cc入れることもあります。

 キュウリを出して余った調味液はもう一度煮立たせればまた使えます。キュウリの水分が出て多少薄まっているので、醤油などをちょっと足すといいでしょう。この調味液にミョウガやニンジンの細切りを入れて漬け込んでもOK。

 うちの近所では家庭菜園をやっているのは中高年のご家庭が多いようです。夫婦2人では食べきれないほどの野菜が採れてしまうこともあるでしょう。そんなとき、この醤油漬けはなかなか便利だと思います。2~3本ではなく5~6本一気に作っても冷蔵庫保存できますし、そのままよりたくさん食べられます。

 家庭菜園をやっていない方でも、スーパーで安く出ているキュウリをたくさん買ってきて作るのもいいですよ。自分で作った野菜も、農家で作った野菜も、無駄なく全部食べきるよう工夫したいですね。

2010年08月12日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-06-22 00:58 | エコクッキング

省エネ・失敗なしの麺ゆで術

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 冷たい素麺が美味しい季節です。でも、夏に麺をゆでるのは暑くて大変。みなさんどうしてますか? うちでは、火を止めてしまうやり方に変えてから、真夏の麺ゆでがすごくラクになりました。

 火を止めるやり方というのは、沸騰したお湯に麺を入れたら火を止めて、指示された時間プラス1分放置するだけ、というものです。いろいろなテレビ番組でも紹介されているので、ご存知の方も多いと思います。

 ゆで時間15分の麺だと、普通は15分間ずっとガスの火がついているわけですが(これが暑くていやになるんですよね)、この方法だとお湯を沸かすまでのエネルギーだけですみます。あとは火を止めて放置するだけですからね。

 放置する時間は、「ゆで時間プラス1分」というものや、「ゆで時間だけ放置して、その後ゆで具合を見て1分程度ゆでる」というものもありました。また、放置する前に1分だけゆでる、というものもありました。

 うちでのやり方は以下の通り。

 まず沸騰したお湯に麺を入れ、再び沸騰するまで箸でかき混ぜて麺をほぐしてから火を止めます。その間、数十秒というところでしょうか。火を止めたらすぐに蓋をして、ガス台の上で「ゆで時間プラス1分」放置。時間が来たらすぐに麺をザルにあけます。ゆで具合の確認は最初の頃はやっていましたが、何度やっても失敗が無いので、最近は確認もせずザルにあけています。

★布でくるんで保温力アップ

 火を止めたあと、鍋をガス台の上で放置すると、火口が1つ占領されてしまいます。これがイヤで、ガス台からおろして放置しようとしたのですが、これだと温度が急激に下がるのではないか、という心配もありました。

 そこで、私は綿入れの保温カバーを使ってみました。これは紅茶のポットを保温するティーコゼ(ティーコージー)の大型版だと思ってください。鍋をすっぽりおおう保温カバーのおかげで、温度が下がりにくくなります。何度か試した結果、しっかり保温が出来ることがわかり、放置時間も「プラス1分」せずに袋に書いてある時間だけでやってみました。

 結果は大成功! 放置時間が短くなっても美味しくゆで上がりましたよ!

 保温カバーがない場合は、バスタオルや新聞紙で代用してもOK。その場合は必ずガス台から離して使ってください。五徳の熱でカバーが焦げる心配があります。

 麺をゆでるためにずっと火にかけ続けるより、火を止めて放置する方が確実に省エネになります。そして保温カバーは絶対必須ではないのですが、あるとちょっとだけ時短になります。省エネ、時短、なかなかいい方法でしょ?

 でも一番いいのは、失敗がないというところですね。うっかり忘れて時間がちょっと長くなっても、べとべとのゆですぎにはならないのが嬉しいところです。

2010年07月15日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-06-18 00:45 | エコクッキング

“鍋炊飯”で一石二鳥!!

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 炊飯器、使ってますか? 私の家では鍋でご飯を炊くようになってから、炊飯器を使わなくなりました。保温はどうしているの? とよく聞かれるのですが、冷めたご飯はおかゆにしたりチャーハンにしたりと、いままでも保温機能はあまり使っていなかったので不便は感じていません。また、どうしても白いご飯の熱々が食べたければ電子レンジでチンすることもありますが、このほうが長時間保温したものよりおいしいし、省エネにもなります。

 財団法人・省エネルギーセンターの報告によると、1.5合のご飯を4時間以上保温するのであれば、冷めたものを電子レンジで温めるほうが省エネになるのだそうです。また、約7~8時間以上保温する場合は、2度に分けて炊いたほうが電気代はお得だそうです。保温って、けっこう電気を食うのですね。

 しかし、私が保温機能を使わないのは省エネの観点からだけではありません。私が炊飯器の保温スイッチを切るようになったのは、「味が変わるから」でした。保温時間も1~2時間ならかまわないのですが、うちは忙しいときにたくさんご飯を炊いておいて、何度かに分けて食べるというズボラなことをしていたので、丸1日以上保温し続けたこともあったのです。今考えると、電気代もすごくもったいないし、味も落ちるし、なんてことをしていたのでしょう……。

 皆さん、知っていますか? 長時間保温し続けたご飯って、おいしくないんです……。それでもチャーハンにしたり雑炊にしたりと味を加えて食べていましたが、炊飯器特有の臭みが気になりました。

★簡単で、冷めてもおいしい!

 それで、省エネの観点からではなく味の面から、ご飯が炊けたら30分以内にスイッチを切ることにしたのです。冷めたご飯はなるべく早く食べるようにしたり、余らないように少なめに炊いたり、余ったらすぐ冷凍したりと、「保温」があるときに比べると気を使うようになりましたが、そのほうがおいしく食べられました。

 そしてふと、炊いてすぐスイッチを切るなら、鍋で炊いてもいいんじゃない? と思うようになりました。それまでも鍋で炊いたほうがおいしいということは感じていたのですが、なんとなく「鍋で炊くのは面倒」「保温が出来ないのは面倒」だと思っていたのです。

 しかし、以前の記事でもご紹介したように、鍋でご飯を炊くのは決して難しくありません。慣れると意外に簡単なんですよ。

 鍋で炊くようになると、炊き立てのご飯が本当においしくなったし、冷めてもおいしいんです! 友人の家ではお子さんがご飯をよく食べてくれるようになったとか。冷凍したものを電子レンジで温め直してもおいしくて、お米がどんどんなくなるので嬉しい悲鳴を上げています。

 炊飯器に慣れてしまうと、それ以外ではご飯を炊けないと思い込んでいました。また、保温機能がついているから、と、使わなくてはならないと思い込んでしまっていました。でも、炊飯器がなくてもお米は炊けるし、保温しなくてもおいしくいただけるんですよね。文明の利器に振り回されてはいかんな、と思ったできごとでした。

2010年06月24日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-06-15 00:35 | エコクッキング

ザク切り&塩もみで、野菜をスッキリ長期保存!

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 天候不順で、葉モノ野菜の値段がすごく高いですよね! 野菜を買ったら1グラムたりとも無駄にしないよう、全部食べきるようにいろんな工夫をすることにしました。

 前にもご紹介しましたが、ざく切りした野菜を塩もみしてジッパー付きポリ袋で保存すること。これで野菜をしなびさせず、冷蔵庫での長期保存ができます。

 簡単に復習すると、野菜をざくざく切って3%程度の塩でもみ、密封できるポリ袋で保存。安い日に買ってきたキャベツや白菜も長期保存が可能です。カサも減るので冷蔵庫の中がスッキリ! うちでは3か月ほど保存できました。凍った野菜を使うときは、サッと水で洗って解凍してから使います。

 塩もみ保存法だと、今まで硬くて捨てていたキャベツの外側の葉も食べられます。外側の硬い葉は細い千切りにし、内側の柔らかい葉は2~3センチのざく切り。両方あわせて塩もみして水気を絞れば、青臭さも取れておいしく食べられます。くせがあって苦手だといわれる大根の葉、カブの葉も同じように塩もみ保存していますが、どれもおいしくなります。あとでサラダに入れたり、炒め物にも使えるんですよ。
 
★レシピ広がるミックス野菜袋

 各野菜を1種類ずつ袋で保存するのもいいのですが、うちではキャベツ、大根の葉、カブの葉、水菜、セロリなどをすべてざく切りにして袋に詰め、ミックス野菜として塩もみ保存しています。これならあらかじめ塩味がついているので、レタスやキュウリなどの生野菜サラダに味のアクセントとして混ぜると、それだけでドレッシングがいらないほどです。おいしくするためにお酢や醤油、マヨネーズなどを少し足しても、もちろんOK。

 塩もみ野菜に針生姜(はりしょうが)や茗荷(みょうが)を加えて三杯酢(塩分は少し控えてください)をかけてもおいしい和風の和え物がすぐできます。

 価格が安定しているもやしと、この塩もみ野菜を一緒に炒め、唐辛子とごま油少々でおいしい中華風炒め物もできます。卵と混ぜて野菜オムレツもグー。大根葉の入ったオムレツなんて、ちょっと想像つかないでしょうが、いやいや、なかなかおいしいですよ。これも塩もみして臭みや苦味が取れているからでしょうね。ただし、卵の量によっては塩もみ野菜の塩分がきつすぎる場合もあるので、そういうときは少し水に浸して塩抜きをしてもいいでしょう。

 さて昨日、野菜がちょっと安かったので大量に買ってきました。キャベツ丸ごと1個(外側の葉ははずさずに!)、葉付きの大根1本、葉付き蕪5個、小松菜1わ、水菜、セロリ、ニンジンなど。かなりの重さで、ほかにもレタスやトマト、キュウリなども買ったので冷蔵庫に全部は入りきりません。

 が、キャベツは3分の2、大根の葉1本分、カブの葉5本分、セロリ1本、水菜1わ、小松菜1わ、ニンジン2分の1をざくざく切って塩もみしました(ニンジンだけは細い千切りです)。全部混ぜてミックス野菜にし、ジッパー付きポリ袋5枚に入れて保存。袋は、2枚が大袋、3枚が中袋です。大袋を冷蔵、中袋は冷凍にしました。

 あれだけあった野菜がスッキリ保存できて、いつでも使えるのが嬉しいですね! おまけにメニューの幅も広がりました。よかった~!

2010年04月30日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-06-07 00:02 | エコクッキング

無農薬果実で手作りマーマレード

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 先月はなぜか、かんきつ類をたくさんいただきました。友人から伊予柑をもらったら、翌週には田舎の友人から日向夏が送られてきて、また次の週には別の友人から八朔をもらいました。どれも自宅の庭に自生しているものや、手をかけずに作ったものだそうです。

 普通ならすぐ食べて皮は捨てるのですが、今回はせっかくの無農薬の皮ですから、マーマレード作りに挑戦してみました。

 最初に作ったのは伊予柑のマーマレード。作り方はきちんとやると大変なのですが、私なりに(ズボラなので…)簡略化したものをご紹介します。砂糖は伊予柑の皮の重さと同量使うので、(2)の段階で重さを量ってください。
 
★ズボラもOKの大人味レシピ

 1)きれいに洗った伊予柑を半分に切り、果汁をしぼります。このとき、グレープフルーツしぼり器があると便利。手でグッと押して回すだけで果汁が簡単にしぼれます。無ければ手で握り締めてしぼるのでもOK。握力が強い人に手伝ってもらいましょう。種はペクチン液を作るのに使うので、捨てずに取っておきます。

 2)果汁をしぼったあとの皮には、袋が破れた状態でくっついています。袋は皮からはずして小鍋に入れ、種も入れ、ひたひたの水で10~15分ほど煮ます。ザルで漉した液がペクチン液になります。

 3)白い綿がついたままの皮を細く切ります。たっぷりの沸騰したお湯で皮をサッとゆでてザルにあけ、水洗いします。

 4)鍋に皮と1の果汁を入れ一晩置いて、皮に香りをつけます。翌日、2のペクチン液を加えて強火にかけます。皮が軟らかくなってきたところに砂糖を入れるのですが、一度に入れず、3~4回に分けて入れます。

 5)とろみが出てきたら出来上がりです。味を見て、甘さが足りないようなら砂糖を足してもいいでしょう。色が黒くなりますが、黒砂糖を入れると風味が増します。

 このやり方で日向夏も同じように作りました。日向夏は白い綿の部分も甘くて美味しいので、綿付きで本当に美味しく出来ました。

 さて八朔ですが、実は同じように作ったら、八朔の白い綿はとても苦いので、苦味の強いマーマレードが出来てしまいました。あとでネットで調べたら、八朔の場合は白い綿は取って作るのが普通だそうです。でもまあ、大人の味ということで、家族にも友人にも意外に好評でした。八朔をくれた友人も、「自宅の庭に自生したものなので甘味が少なく酸味も強かったのに、これなら食べられる!」と喜んでくれました。

 保存方法は、熱湯で消毒したガラス瓶に入れるのが普通ですが、今回はジッパー付きのポリ袋に小分けして冷凍しました。砂糖が多いものはカチンカチンに凍らないので、大き目の袋に入れて冷凍しても、スプーンですくって出せます。

 せっかく手間をかけて作ったマーマレード、カビさせないよう大事に長く食べたいと思います。ズボラな私でも出来たことですから、ぜひやってみてくださいね!

2010年03月18日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-06-01 00:36 | エコクッキング


漫画家・エコロジストの赤星たみこが贈るラクチンエコ


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