すすぎ水をためて二次利用

f0322969_10271384.jpgうちではため水をさまざまに活用しています。「ため水」というと、大掛かりなため池を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、何のことはない、台所の流しにある洗い桶にたまった水のことです。

 食器を洗うとき、スポンジに石けんをつけて汚れを落とし、それを流水ですすぎますが、その流水を洗い桶にためているのです。難しいことではなく、食器を洗い桶の上ですすぐだけです。

 石けんの泡はすぐに消え、洗い桶にたまった水は泡立ちません。石けんを使わないで、水を飲んだコップを水だけですすぐときもあります。そういうときも洗い桶にためています。布巾を洗ったあとのすすぎ水もためています。

★芝生やプランターの水やりに

 うちではこれを芝生の水やりに使っています。洗い桶には水が4~5リットル入りますが、それだけではもちろん足りません。8~10リットル入るバケツにもためています。

 昼間のカンカン照りのときにまくと、水が太陽で熱せられて熱湯のようになり、植物にかえってよくないと聞いたので、午前中、日光がまだ芝生に当たっていない時間帯か、日が落ちた夕方以降にまいています。朝の台所仕事でたまったすすぎ水はすぐにまき、昼に出たすすぎ水はバケツにためておき、夜の分と一緒にまいています。

 去年までは芝生だけだったのでラクでしたが、今年はプランターのゴーヤもあります。私が作ったのではなく、友だちが「緑のカーテンにするといいよ」と二株くれたのです。

 プランターへの水やりは、あまり汚れた水だと根腐れを起こしやすくなりますから、すすぎ水でも一番きれいなものにしています。例えばちょっと手を洗っただけのすすぎ水とか、油汚れのついていない湯のみや急須を軽くゆすいだだけのものとか。一日分のすすぎ水はけっこうな量で、きれいなものだけでも日によってはバケツに何杯分もあります。その水、一回で捨ててしまうのはもったいないと思うんです。水をまくときにはこういった「一仕事した水」をまく方が心もお財布も痛みません。

★昨日より一滴少なく!

 水道水には、どんなに料金が安い地域でも、手間とお金とエネルギーがかかっています。無駄にせず、最後までしっかり使ってあげたいと思っています。いきなりたくさん節水しなくても、「昨日より一滴少なく使おう」くらいの気持ちがあれば十分。それが365日続けばいいんです。何年も続けば、すごい節水になるはずですから!

 ※最後に注意。合併処理浄化槽をお使いの家では、浄化槽に流れ込む水の量があまりにも少ないのもよくありません。たまにはきれいな水も入れて希釈しないと、汚れ濃度が高くなり、浄化槽の中の微生物に負荷がかかります。何が何でもすすぎ水は全部ためて使うのだ! と張り切りすぎず、たまには普通にすすいで流してもOK。何ごとも無理せず、長続きさせてくださいね。

2011年07月14日
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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-08-07 00:00 | もったいない・昔の知恵


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