料理の美味な活用法、組み合わせ決定版!

f0322969_22380519.jpg 昨日は我孫子市で講演でした。手賀沼のある我孫子市では、家庭排水をきれいにするため、さまざまな工夫を凝らしています。講演前の雑談で、台所から食品や料理の汁をどれだけ流さない工夫をしているか、という話になりました。
 カレー鍋を洗うときはどうするか。私はゴムベラでこすり取ってから洗う、と言おうとしたら、「カレー鍋は出汁を入れてカレーうどんにしています」とのこと。おお、その手があったか! ゴムベラでこすり取るより、出汁を入れて全部食べきるほうがいいですね! しかも美味しいものが食べられるわけですし!

 他にも、おでんを作ったあとの汁が余ったら、それでおからを煮るという話も出ました。それは美味しそう! その方の家では、おからが食べたくなったらまずおでんを作るのだそうです。二段構えの調理法ですね。

 そういえば、うちもカレーを作るときはまずスイカを買ってくる、という二段構えです。普通にカレーを作るより、スイカの皮のカレー(スイカレーとうちでは言っています)のほうが美味しいからです。スイカレーの作り方はこちら」をクリック!

 他にもまだありますよ。夫が豚の角煮を作ったとき、余った汁に大根、シラタキ、豆腐などを入れて煮てくれました。これがまたすごく美味しかったんです! 以来、うちでは「肉なし肉豆腐」と呼んで、豚の角煮→肉なし肉豆腐というローテーションを生みだしました。このネーミング、なかなかヘルシーな感じもするでしょ?

 それから、すき焼きを作ったときは残ったものを深い鍋に入れ、ご飯と水を足しておじやにします。これは子どものころ母がよく作ってくれました。最近は「おじや」と言うより「リゾット」と言うほうが通りがいいかもしれませんね。チーズを足して和風リゾットと言うこともあります。

★鍋料理は薄味から徐々に濃く

 そうそう、これから鍋の季節ですが、鍋料理はまず味の薄いものから作るといいですよ。まず鶏の水炊き。水炊きは読んで字のごとく、材料を水で炊くもの。昆布などの出汁を入れたとしても、その汁には味が付いていません。翌日はそれに醤油や味噌などを足して味付きの鍋にします。翌々日はキムチ鍋かカレー鍋にします。だんだん味を濃くしていくと、前の日の鍋の印象がガラリと変ります。しかも、初日から煮ている材料の出汁が出て、どんどん深みのある味になって、美味しくなるんです。最初からキムチ鍋を作るより、水炊きから作ったほうが美味しいんですから、ぜひやってみてください。

 我孫子市の方の工夫も、聞いているだけで美味しそうでした。絶対今日はおでんを作ります。そして、おからを煮ます!

 料理の二次利用は、美味しくないとダメですね。私は時々「もったいない」だけが先行して、残り物料理ですごく不味いものを作ってしまうことがあります。それは貧乏臭い工夫です。残り物でちゃんと美味しく作ると、それは二次利用とかエコ料理というのではなく、ちゃんとした美味しい料理です。うっかりエコ先行になってしまう私は、ちょっと反省したのでした。

2010年10月14日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-07-01 00:37 | エコクッキング


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