たったひと手間で洗濯物のシワ予防

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 前回取り上げた脱水専用機への反応が多かったので、この話をちょっと続けましょう。脱水専用機だと脱水力が強く、洗濯物が乾くまでの時間がかなり短縮されます。でも、「脱水力が強いと衣類がシワシワになりませんか?」という質問をよく受けます。確かに、木綿の衣類は脱水槽から出したときシワシワですね。このシワは、干す前のちょっとしたひと手間で改善します。

 どんな衣類も干す前に両手で持って勢いよく振ると、シワがそれだけで伸びてくれます。あとはイラストのように、シワを伸ばしたい部分に洗濯バサミで靴下などをつけて干すと、シャキッと干しあがります。

 このほかに、「手アイロン」という方法もあります。まず洗濯物をパーンと大きく振り、大まかにシワを伸ばしたら、シワを伸ばしたい部分を手のひらに広げ、もう片方の手でその部分をパンパンと叩いたり、引っ張ったりするのです。ハンカチなどは4つ折にしてからやると手早くできます。シーツなども2つ折りか4つ折りにしてから大きく振り、そのあとさらに小さくたたみ、それを手でパンパン叩いて手アイロンをかけます。これを開いて干すと、ピシッと仕上がります。

 シワシワのまま乾いた衣類は、そのシワを伸ばすために電気アイロンをかけるしかありません。でも私はその手間がいやだから、干すときにひと手間かけるのです。電気アイロンをかけなくてもいいように、縫い目のシワを引っ張って伸ばしたり手アイロンをかけたり。このひと手間、面倒でしょうか? いえ、あとでガッチガチのシワを伸ばすためにアイロンをかけるくらいだったら、こっちの方が100倍マシです。

★干す前のアイロンで芯までピシッ!!

 しかし、フリルやピンタックのついた木綿のブラウスやワイシャツ、折り目をつけたい木綿のズボンなどはやっぱり電気アイロンをかけるしかありません。そのとき、乾いてからかけるよりも、脱水槽から出した時点でかけると、霧吹きの手間も要らず、本当にきれいにピシッとかかります。つい先日も木綿のスプリングコートを洗いましたが、脱水槽から出したときはシワシワ。これをこのまま干したら大変なことになる! と思い、その時点でアイロンをかけてシワを伸ばしました。完全に乾くまでかけなくていいのです。要所、要所のシワを伸ばすだけでOK。これをハンガーにかけて形を整えて干したら、完全に乾いたときはピシッと仕上がりました。

 まだぬれているときにアイロンをかけると、繊維の芯まで水が含まれているので、シワがピシッと伸びます。乾いたシワを伸ばすのは至難の技で、霧吹きで水をかけて繊維の奥の奥まで水を含ませなければなりません。いったん乾いたものをぬらすのは二度手間だと思い、脱水槽から出した時点でアイロンをかけるようになったのです。この方が時間の短縮になるし、乾くまでの時間もさらに短くなります。薄手ブラウスなら干さなくてもいいくらいです。

 シワが気になる方は、ぜひ脱水槽から出したときにアイロンをかけてみてください。Tシャツなどは手アイロン、ブラウスなら電気アイロン。昔の脱水機のようにじっとりぬれている衣類だと、アイロンをかけてもかけてもピシッとしないことが多かったのですが、脱水力が強くなってある程度カラッとしている衣類だと、本当にきれいにピシッとなりますよ。

2010年07月08日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-06-17 00:42 | 洗濯・石けん


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