丸ごとおいしい「材料使いきりエコ」

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 最近のエコブームのおかげで、テレビでもエコの特集番組がずいぶん増えました。その中でも料理番組の「材料使いきりエコ」という分野に注目しています。要するに、生ごみとして捨てる部分をいかに少なくするか、というエコです。

 それを見て、今までうちでやっていたこともけっこうエコなんだな、と気づいた料理法がありますので、今回はそれをお教えいたしましょう。

 一つは、大根の皮の漬物です。捨てる部分を少なくするためには、大根の皮を薄く剥くという人も多いことでしょう。でもうちは、逆に、厚く剥いてそれを漬物にしています。これがとてもおいしい漬物なので、ぜひトライしてみてください。

 やり方は超簡単。大根の皮を厚く剥き、適当にざくざく切る。適当な大きさのビン(ジャムのビンでも佃煮のビンでも、何でもOK)に切った大根の皮を入れ、お酢と醤油を半々ずつ注ぐ。数時間から一晩くらい置けば出来あがり。風味付けにニンニクをひとかけら入れるとおいしい。

 大根の皮だけでなく、にんじんの皮でもOK。ニンニク以外にも生姜や鷹の爪を入れて味にアクセントをつけるとさらにおいしくなります。これは大根の皮を捨てない工夫だと思っていたのですが、義母に教えたらとても好評で、大根を買ったら真っ先に皮を剥いてこの漬物を作るようになったと言っていました。エコ料理というより、普通の美味しい一品になったようです。

★皮を剥かずに大根おろし

 それから、キャベツを千切りにするとき、芯の部分はどうしてますか? 私は芯の部分を切り取って、それだけ細かく切って味噌汁の具にすることもあります。または芯の部分をピーラーで薄く削いで、それをさらに細く切って千切りに混ぜたりもしています。シチューや鍋物に入れるときは、そのまま芯ごと入れて煮込みます。柔らかくなっておいしいですよ。

 ジャガイモをカレーや煮物に入れるときは、二つ割りか四つ割くらいに切っただけで皮を剥かずにそのまま入れています(芽だけはくり抜きます)。皮付きのままの方が煮崩れなくていいですよ。煮込めば皮も柔らかくなって舌触りも気になりません。子どものころ、皮と実の間が一番栄養豊富だと聞いた記憶があって、私は皮も昔から食べていたので気にならないのかもしれませんが。

 最後にもう一つ。さっき夫に聞いて驚いたのですが、夫は大根おろしを作るとき、皮を剥かずにおろしているのだそうです。それもここ数年、ずっと。私、全然気づきませんでしたよ。大根おろしって、あらゆる調理の中で、一番嫌いなことなので、いつも夫に押し付けていたのですが、こんな技を使っていたとは! 皮を剥いてからおろすほうが美味しいはずなのに、気づかなかったのは、酢醤油をかけていたからかもしれません。一度やってみてはいかがでしょうか? 酢醤油で食べれば、ホント、全然わからないですから。
2009年10月01日

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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-05-09 00:07 | エコクッキング


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