激安手作りスプレーで虫よけ

 f0322969_19323793.jpg 虫よけスプレーが大活躍する季節です。いろんなタイプが市販されていますが、手作りしてみませんか? 用意するものは100ミリリットル程度の小さなスプレーボトルと、水、セスキ炭酸ソーダ、ハッカ油です。私はこれを「セスキミント」と名付けています。

 ハッカ油は薬局で売っています。セスキ炭酸ソーダ(以下、セスキと略します)は以前はインターネットでしか手に入らなかったのですが、最近は100円ショップやドラッグストアで売られていることもあります。商品名は「セスキ炭酸ソーダ物語」とか「アルカリウォッシュ」です。スプレーボトルも100円ショップで手に入ります。

 作り方はとても簡単。ボトルに水を入れ、セスキを小さじ4分の1(耳かき1杯程度で十分です)、ハッカ油をほんの少々混ぜるだけ。爪楊枝を1センチくらいハッカ油に浸して、それをセスキ入りのボトルにつけるだけでOKです。たくさん入れすぎるとスースーし過ぎるし、もったいないです。

 セスキ炭酸ソーダという物質は弱アルカリ性の無機塩類。重曹の仲間ですが、重曹よりもアルカリ性がやや高く、pH9.8というものです(ちなみに重曹のpHは8.2程度のごく弱いアルカリ性)。

★セスキミントで肌すっきり

 蚊というヤツは、人間の呼気に含まれる二酸化炭素に反応して寄ってきます。また、汗や皮脂汚れのにおいにも反応します。前にあるテレビ番組に出演したとき、どんな人が蚊に刺されやすいか実験しました。アクリルの箱に蚊をたくさんいれて、番組のADさんが右腕は汗まみれのまま、左腕はセスキミントで拭き、箱の中に両手を入れたら……。汗まみれの腕に蚊が寄ってきてたくさん刺されていました。仕事とはいえ、かわいそうに……。やはり蚊は汗のにおいに反応するんです。

 さて、汗や皮脂汚れは弱酸性の汚れです。これをセスキ炭酸ソーダを溶かした弱アルカリ性の水でふき取ると、中和されて汚れがきれいに取れるんです。水だけでふくよりもさっぱりときれいになります。そのうえ、虫の多くはハッカの香りが嫌いです。この二つの効果で防虫効果が出るんですね。

 私は夏になるとこのセスキミントのスプレーを持ち歩き、汗をかいたらシュッとかけてふき取っています。ハンカチにスプレーして拭いてもいいし、これがあると汗のべたべた感がきれいに消えてとてもさっぱりします。

 セスキミントはお子さんにも安心です。新生児にはちょっと心配だ、という方は重曹で作ってもOK。その際はハッカ油は刺激が強いので入れないほうがいいでしょう。でも、新生児はそもそも薮蚊がたくさんいるようなところには連れて行かないほうがいいですからね。

 重曹やセスキ炭酸ソーダは、入浴剤の主成分でもあり、水を弱アルカリ性にしてくれます。どちらも市販されているものは主に掃除洗濯用です。体用、として売るには申請にお金がかかるので、メーカーは体用としては販売しませんが、実は中身はほぼ同じです。体に使うものですから、くれぐれも自己責任でお願いしますね。

2009年07月16日
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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-04-28 00:00 | アルカリ剤・セスキなど


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