ジーンズの生地は 洗った方が傷まない!

先日、テレビで恐ろしいことを見てしまいました! 最近の若者はジーンズを洗わないのだそうです!!
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 テレビの実験では、2年間洗っていないジーンズと、着用後は毎回洗濯していたジーンズを比較していましたが、ものすごい結果に驚きました。

 実験は、洗っていないジーンズと、毎回洗ったジーンズの裾の部分を水に浸けてもみ、その液を寒天の培養地に入れて1週間培養する、というもの。毎回洗ったものは、培養地に何も発生していませんでした。が、2年間洗わなかったジーンズのほうは、シャーレからはみ出るくらい、灰色や黒や黄色のカビがモワモワと繁殖していたのです!!

 ジーンズを洗わない理由の一つが、「洗うと生地が傷みそうだから」でした。が、衣類は洗わないと微生物が繁殖して生地が傷むのです。実際、洗っていないジーンズからはカビが大量に発生しているわけですから、布地は本当に弱っていると思います。

 テレビでは、洗ってあるジーンズと洗っていないジーンズをバイクで引っ張り、どれくらいで破れるかの比較実験も見せてくれました。洗っていないジーンズが7秒で破れたのに対し、毎回洗っているものは16秒まで持ちました。強度試験の機械にかけても、洗っていないものは87キロの力で破れ、洗っているものは105キロの力にまで耐えました。

 なぜ、洗うと生地が傷むというようなウソがまかり通ってしまったのでしょうか…。布地は洗ってきれいにしないと、カビなどの微生物は繊維を劣化させるのです。高価な衣類ほど、きちんと洗って長持ちさせないともったいないではありませんか。

 そのほかに、洗わない理由としては「色が落ちるからイヤだ」というものもありました。ジーンズは少しずつ色落ちしていく所が風合いになるからいいのですが、ビンテージもので、もうすでにいい色合いになっているものは、それ以上色落ちさせたくない、ということらしいのです。

★ビンテージものは蛍光剤なしの洗剤や石けんで…


 ビンテージもののジーンズは、新しい時期よりもずいぶん染料が落ちているので、4~5回洗ったからといって、色が激変することはありません。蛍光剤の入った洗剤を使うと白く染まって、藍色が薄く見えてきますが、蛍光剤の入っていないものを選べば大丈夫なんです。合成洗剤でも蛍光剤の入っていないものがありますから、表示をよく見て選んでください。

 ずいぶん前に、ジーンズのCMで、お湯を入れたバスタブにジーンズをはいて入り、ブラシに石けんをつけてゴシゴシ洗っているワイルドなシーンを見たことがあります。確かに、石けんはどれも蛍光剤が入っていませんから、ジーンズの色落ちを気にしている方にはお薦めです。私の友人のご夫君は、ビンテージジーンズを数本持っているのですが、いつもの洗濯には合成洗剤でも、ジーンズだけは石けんを使っています。それがビンテージジーンズマニアのこだわりなのだそうです。

 どんな衣類でも、清潔にすることで長持ちしますから、石けんだろうが合成洗剤だろうが、適切に使ってキチンと洗ってくださいね。

2009年05月28日
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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-04-21 00:24 | 洗濯・石けん


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