液体石けんで庭木の虫退治はバッチリ!

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5月は一年で一番好きな季節です。さわやかな気候と、庭のバラがどんどん咲き始めるので、一日中いい香りが漂うし。

 と、ロマンチックな書き出しですが、実はこれが曲者。毛虫も発生する時期です。ズボラな私としては、今、家にあるもので防虫、殺菌が出来ないものかと調べてみました。何かを買いに出かけるのが面倒なんです。

 さて、ネットで調べてみると、オレイン酸ナトリウムが主成分の植物の害虫駆除剤が見つかりました。オレイン酸ナトリウムって、石けんですよ、石けん! 商品の説明にも「オレイン酸ナトリウムは洗顔石けんの成分としても使用されている成分です」と書いてあります。対象作物にはバラ、菊、イチゴ、梨とあります。

 また、炭酸水素カリウムが主成分の薬剤もあり、効果のある病気は、ウドンコ病、さび病などです。この炭酸水素カリウムは、重曹とよく似た物質です。対象作物はトマト、キュウリ、観葉植物などです。

 石けんがなぜ害虫駆除に効くのかというと、毒性で虫を殺すわけではなく、石けん液の粘性で昆虫の気門を塞(ふさ)いで窒息死させるから。また重曹が病気に効くのは、中性から弱酸性の領域で菌がよく育つので、それを弱アルカリ性の重曹水で洗い流すことによってカビを抑えることができるとのこと。

★水で薄めて葉の裏側もしっかりスプレーを

 ちゃんとした企業のちゃんとした殺虫剤を買うのも一つの手ですが、今すぐ目の前の虫を何とかしたかった私は、自宅にある液体石けんを薄めて庭のバラにスプレーしてみました。結果はバッチリ! 数日間、繰り返しスプレーしていたら、列を成してうじゃうじゃいたアブラムシを見かけなくなりました!

 石けん水の場合、植物の表面を流れて、中に浸透しないので、葉の表側だけでなく、裏側にもしっかりスプレーすることが重要です。そのためには、イラストのようなスプレーボトルがあると便利。普通のものより、ちょっと高めですが掃除のときにも重宝するし、一つあるといいですよ。濃度は、市販の台所用液体石けんを50~80倍程度に薄めます。液体石けん大さじ3分の1に水500ml、というところかな。

 重曹水の場合は、水500mlに小さじ半分以下の濃度にしました。市販の薬剤は炭酸水素カリウムですが、重曹の場合は炭酸水素ナトリウム。ナトリウムの場合は濃度が高いと塩害も出るので、薄めが基本。特に植木鉢だと土が少ないので、頻繁にやらないほうが無難です。重曹は、500~800倍で使ってみてください。

 これはあくまでも自己責任ですが、液体石けんや重曹を使って防虫、害虫駆除はできる、ということですね!

 液体石けんは、生協などで売っている「石けん」と表示してあるもので、無香料を選んでください。安全なのに効果は確実です。毒性の高いものだと、害虫がその毒に対して耐性を持ってきますが、石けんの場合は「毒性」ではなく、気門を塞ぐという物理的な力で殺すのですから、抵抗性の持ちようがありません。これはいいですね!

2009年05月14日
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by akaboshi-ryuu-ego | 2014-04-19 00:00 | 石けん・その他


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